おはようございます。百井桃太です。
突然ですが、数日前なかなか衝撃なニュースがありましたね。
みなさんご存知、アンジャッシュ渡部さんの不倫報道です。
定期的にあがる芸能人の不倫のニュースですが、僕はこんなニュースを見るたびにいつも思うことがあります。
それはただ一つ。
「よく不倫なんてできるな」です。
ありふれた感想だなと思われるかもしれませんが、僕のいう「よく不倫なんてできるな」は多分皆さんが思っているものとは少し違うかなと思います。
皆さんはおそらく「家庭があるのによく不倫なんてできるな!」と思うのではないでしょうか。奥さんがいるのに、子供がいるのに、芸能人なのに、いい年してるのに、とか「不倫なんてしちゃダメな立場なのに!」っていう方向性だと思います。
僕の場合は違います。
「不倫というバラされたらやばい秘密を愛人なんかやるような人間と共有してその人間を信用した上で不倫なんてよくできるな」です。
人間不信か。
Yes I Do.
そうです僕は軽い人間不信です。
駅のホームに立っている際、後ろを人が通るとき「僕の背後にいるこいつは殺し屋なんじゃないか、押されるんじゃないか、いきなり押されてホームに突き落とされるんじゃないか」とビクビクしていますし、電車の中でリュックを前に持つのは周囲の人の邪魔になるからではなく、「桃鉄」の「スリの銀次」みたいな凄腕スリにいつの間にか財布を抜かれるのが怖いからです。
そんな人間不信の僕なので、そもそも浮気相手を信頼して不倫している世の中の不貞人間の「他人を信じる純粋さ」がある意味羨ましいのです。
だって考えてもみてくださいよ。
人間の心なんて寝て起きればすぐに変わってしまうようなものなのに、なんでそんなに信じられるんですか?不倫しているときは「大丈夫だよォ、私も遊びだとしか思ってないからァ」とか猫なで声を出すナイスバデーな女も寝て起きて「あっ、やっぱり私あの人のこと好きだわ。どうしても諦められないわ。奥さんにこの不倫の事実をばらして私だけのものにするわ」とか「ちょっと最近おニューのバッグが欲しいけどお金がないわ。そうだ、週刊誌に不倫ネタを売り込んじゃえばいいんだわ」とかいう破滅的な考えに至らないとも限らないじゃないですか。男もしかりですよ。最初はとりあえず遊びだったけど本気になったから旦那にバラすぞとかいう男のクズの中の男のクズ(高田延彦でも出てこいやと言わないレベルのクズ)みたいなやついそうじゃないですか?
そう考えると不倫している人ってある意味他人を手放しで信じられる素直な人なのかなと思って少し憧れてしまうわけです。これはモンキー・D・ルフィをかっこいいと思うメカニズムと少し似ているような気がします。(尾田栄一郎さん見ていたらすみません)
少なくとも僕は目の前にすげータイプの美人が現れて「あは〜ん、そこのボウヤ、楽しい一夜の思い出作っちゃわない?」(明らかに昭和のプレイガールのイメージ)と言ってきても
「これは美人局だろうか、
それとも他人の家庭を崩壊させるのが趣味の終わった人間の一興だろうか、
もしかすると盗撮されて『街で逆ナン!膝裏アトピー純粋既婚男子を襲ってみた』みたいなタイトルのAV販売されるのではなかろうか、
実は目の前のこの人は昔僕に恨みを抱いた同級生の整形した姿で薬を盛られて気がついたら冷たい部屋で全身を縛られており『私が誰だか忘れたなんて言わせないよ』と抑揚のない声で言われないだろうか」
と全く信用できないのです。ほらルフィだったら即「うるせェ!(ホテル)行こう!!」とか言っちゃいそうじゃないですか(尾田栄一郎さん見ていたら本当にすみません)
これは決して僕って貞操観念がすごいでしょ、良き旦那の鏡でしょ、熱血硬派でしょ、くにおくんでしょとかそういうアピールでは決してありません。マジで自分の大事な部分、人生のかかったような秘密を他人と共有することなんてできないのです。心配性で人を信用できない殻にこもったポケモンのパルシェン(?)みたいな男なのです。
あと少し脱線しますが、略奪愛をやっちゃう人もすごいなと思っています。
これは実際に大学時代、身近にそんな話があって痛感したのでその小噺から聞いてください。
A子というモテまくる女がいました。そのA子にはB太という彼氏がいたのですが、C助という男が横から出てきて言い寄ってB太からA子を奪いました。そして数年後、今度はD丸という全く別の男がC助からA子を奪いました。そしてC助はめちゃめちゃ落ち込んで挙げ句の果てにA子の方を非難しまくるという男のクズの中のクズ出てこいや状態になってしまいました。
なにこの「週刊ストーリーランド」のボツ作品みたいなオチ
ここで僕の言いたいことが皆さんわかっていただけましたか?
僕が物申したいのは、A子ではありません。
C助、おめえだよ!!!!
C助はB太からA子を奪いました。まぁそれは別にいいでしょう。自由恋愛の世界ですし。でもそのA子はつまり「他の異性から言い寄られたら、今の恋人を捨てて乗り換えた人」ですよ。B太からC助に乗り換えているのでそうですよね。例えそれが自分とくっついた状況だとしても、その事実は変わりません。そりゃまぁ事情は人それぞれでしょうからそれが一概に悪いことだとは思いませんが、略奪して付き合ったC助は「いつかは自分もB太の立場になってしまうかも」という覚悟はしておくべきだと思うのですよ。それが案の定D丸に奪われた途端、「A子はまじでクソ」と叫んだって、いやお前も同じことしてたやん、てかA子とお前が付き合ったパターンと同じなんだから普通にあり得るだろ、なんで逆に自分は大丈夫だと思ってたんだよ、と突っ込みたくなるのです。
これもさっきの不倫の話と同じで僕にはできません。なぜかというと「A子を信用できないから」です。例え女の子といい感じになって告白してオッケーが出ても「実は私、彼氏がいるの。でもあなたのことが本当に好きだから彼氏とはきっぱり別れるね」と言われたら僕はその彼氏と数年後の自分を重ね合わせてしまうのです。
男のクズの中の男のクズはこっちじゃねーか
なんでしょうね、この我ながら嫌になる女々しさは。ゴールデンボンバーも引くほどの女々しさ。人間不信×女々しいという吉川晃司と布袋寅泰の黄金コラボも霞むほどの最悪のコンビネーションです。俗にいう「小さい男」の典型だと思います。
はいはい、僕はどうせタマ●ンのちいさか男ですたい!!!
は●まるマー●ットの●ッくんのタマ●ンには敵わんですたい!!!
※大きめだという噂を聞いただけです。見たことはありません
というわけでこんな人間だと、皮肉ではなく人を疑ったりすることなく人生を謳歌している人を羨ましく思ったりすることもあるわけです。ちなみにこれは決して決して不倫推奨記事ではないので炎上させないでください。僕は石田純一イズムは持ってないので炎上させないでください。
P.S
47歳でグルメやって高校野球追ってレギュラー8番組くらい抱えて家庭持った上ですれ違いコント考えて明太マヨのメリットの定型文考えて7人の女と不倫する回遊魚みたいなバイタリティも羨ましいです
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