タイトルから無益100%でお届けしております。
ちょっと最近記事の一つ一つが結構な分量なので、箸休め的な感じでこの話を書こうと思ったのですが、タイトル書いてみるとひどいですね。
これまでに僕が書いた70以上の記事の中でもダントツにくだらないかもしれません。
まあでも、そもそも僕のブログに「益」を求めてやってくるのが間違ってるのでいいですよね。
それに、勝手に無益と決めつけてますがもしかすると「好きな娘にクラピカの真似しようかな」とか悩んでる小学生がいるかもですし、このブログを見て踏みとどまってくれる可能性もあるわけですし(ロトシックス当選よりも稀有)
というわけで早速いきましょう
あれは僕が小学校低学年の頃でした。
当時僕は小学校低学年でありながら既に「コロコロ」や「ボンボン」という小学生向け雑誌から卒業し「ジャンプ」を読んでいました。
その時代といえば2000年。僕が思うジャンプの黄金期でした。
連載陣を今思い出してみると
ワンピースやナルトは置いといて
世紀末リーダー伝たけし!
花さか天使テンテンくん
封神演義
ROOKIES
ヒカルの碁
シャーマンキング
ライジングインパクト
純情パイン・少年エスパーねじめ(知名度はないかもだが個人的に大大大好きだった)
ブラックキャット
ボーボボ
りりむキッス
ジョジョ(ストーンオーシャン)
やばすぎません?
わかる人にはわかると思いますが、マジで神連載陣ですよ。
あと梅澤春人先生の「無頼男–ブレーメン–」ね。
これが今のジャンプでは考えられないくらい結構ハードエロ路線で攻めてたんですよ。プロデューサーが自分のバンドを売り出しに来た女マネージャーの胸を鷲掴みにして「だったらわかるよな」的なことを言ったシーンは未だに忘れられません。小学校低学年ながら目をギンギンに見開いて見入っていました。
とまぁ、ほとんどが神漫画で大体ジャンプを買うたびに全部の漫画を満遍なく読んでいたのですが、当時から僕は「ハンターハンター」が大好きでした。
当時はちょうど「ヨークシン」編で、特にクラピカがウヴォーと戦うシーンが大好きでした。
そのバトルの中で、クラピカはめちゃくちゃかっこいいセリフを吐きます。
「死で償え」
どういう経緯でそのセリフを言ったのかはちょうどそのシーンをまとめてくださっているサイトがあったのでそちらをリンクさせていただきますが
簡単に言えば同胞を殺しまくる残虐非道なウヴォーに対して、クラピカが激怒し吐いたセリフが「死で償え」です。
当時はまだ小学校低学年なので、「償え」の意味がなんとなくしかわかっていませんでしたが、
「それにしてもなんとかっこいいセリフなのだ」
「僕はクラピカになりたい。今日からクラピカになろう」
と思わせるくらいにインパクトがあるセリフでした。
と同時にその頃、クラピカにハマっていた僕は同じクラスの「かれんちゃん」という女の子のことが好きでした。
僕の「歴代好きだった女の子図鑑」を辿っていくとファイルNo.1はかれんちゃんが出てくるので僕の中では初恋だったと記憶しています。
しかし、あまり接点もなく仲良くできない僕。加えてかれんちゃんは結構クールビューティーな感じで、小学校低学年とは思えない中山美穂さんみたいな顔と落ち着き方をしていて友達と馬鹿騒ぎしたり大笑いしたりするタイプではありませんでした。
要するになかなかとっつきにくく、距離を縮めることができなかったのです。
そんな僕に千載一遇のチャンスが訪れます。
掃除当番で僕とかれんちゃんが二人で同じ場所を掃除することになったのです。
普段接点がないため、ほうきで床を掃きながらどうにか会話をしたい僕。そして、常にクラピカになりたい僕。
そんな二つの欲求を満たしたい僕の口から飛び出したのは「廊下掃除で償え」というかれんちゃんに向けてのセリフでした。
マジで何?(自問自答)
このセリフを言ったことは覚えてるんですが、経緯とか全く覚えていません。なので、細かい状況は僕もわかりませんが、それにしても情状酌量の余地がなさすぎる。小学校低学年というところを考慮しても実刑だと思います。
もう自分の過去につっこむという「エピソードの永久機関」的なことばかりしているのもどうかと思いますが、そういう記事なので一気に指摘を羅列しますね……。
そもそもお前とかれんちゃんはベランダ掃除だろ
廊下掃除担当はやまもっちゃんとヤッシーだろ
好きな子に言わない言葉1位の「償え」を仲良くない状態で使ってんじゃねえよ
かれんちゃんはウヴォーギンじゃねえよ
そしてクラピカはそんなこと言わねえよ
てかクラピカが憎い敵に向けて言った言葉を好きな子に言うなよ
廊下掃除で償えるかれんちゃんの罪一体なんだよ
出していけばまだまだあると思いますが、まぁ小学校低学年なのでこのくらいで勘弁してあげてください。
その言葉を向けられたかれんちゃんは引き攣った顔をしていたように記憶しています。僕は「償え」の意味なんてきっとわからないだろうと思っていたんですが、かれんちゃんはバッチリわかっていたみたいです。
そして数十分後、先生に呼び出される僕
先生「かれんちゃんから聞いたよ。『廊下掃除で償え』って言ったんだって?なんで、かれんちゃんが廊下掃除しないといけないの?かれんちゃんが何かしたの?何もしてないでしょ?おかしいでしょ」
ぐうの音も出ない正論
てか書いてて思い出しててマジで恥ずかしくてきついですね。クラピカの真似して「死で償え」をマイルドに「廊下掃除で償え」に変換して先生に怒られるという。しかも実情は好きな子と仲良くなりたかっただけだと言う。
結局それから僕は先生にチクられた=かれんちゃんは僕のことが嫌いだと認識し、(多分概ね間違っていない)距離を置くようになって失恋してしまいました。
クラピカに憧れていて、好きな子がいて、接点を持ちたいそこの君。
クラピカのセリフを言って好きな子との関係が進むことはほぼ絶対にあり得ないから、クラピカのセリフを好きな子に向けて言うのは絶対にやめようね
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