デビルメイクライ3×白熱×夫婦=道徳の教科書に載りそうなエピソード

ゲーム
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おはようございます。百井桃太です。

 

なんとなく皆さんがやっている「note毎日更新」をやってみるかな、と思い、軽い気持ちで今週から始めてみましたが、四日で断念しました。

 

いやぁ、仕事で散々酷使した目ん玉をまた家に帰ってきて酷使するという目玉不孝ができませんでした。フルタイムの仕事をしながら毎日実のある記事を書いてらっしゃる方は本当に凄いと思います。マジで毎日書き続けようと思ったらネタもないし、過去の面白かった話はいくらでもありますが、「茶色くて、あったかくて、かぐわしい。」(という僕が作っているマガジンです。内容はタイトルから察してください)の成分が多めになりそうなので泣く泣く断念しました。

 

という事で今後とも週に2〜3くらいのペースで更新します。急に更新数が増えたら仕事をクビになったんだなと察してください。そして更新が途絶えたら、息絶えたのだと察してください。

 

 

話は変わりまして僕といえば、やりたいことが腐る程あって毎日退社後に時間が足りなくて困っているくらいの広く浅く趣味のつまみ食い四日坊主野郎なのですが、その中の一つにゲームがあります。普段はニンテンドースイッチを主にやっているのですが、先日とんでもないソフトを見つけてしまいました。アニメ版「ハンターハンター」をゴリゴリにパクったタイトルからももう皆さんお分かりですよね。

画像1

 

デビルメイクライ3です。

 

知らない方もいると思うので言っておくと、これはそもそも2005年に既にプレイステーション2で発売されているソフトです。当時、中学生くらいだった僕は夢中でこのゲームにハマりまくった記憶があります。確か「デビルメイクライ」の意味を「悪魔もたまには泣きます」みたいに解釈していたので、脳のレベル的に中学生だったと思います。

 

そのソフトが今回なんとリメイクという形でニンテンドースイッチで発売されることになったのです。

 

僕(内容は全くと言っていいほど記憶にないが、確かめちゃめちゃハマったのは覚えている……。これは買いだ)

 

ダウンロードソフトを買うたびに貯まっていたポイントもあったので買ってしまいました。

そしてプレイ。

ゲーム的にはこんな感じのヤーツです。

Nintendo Switch™『デビル メイ クライ 3 スペシャル エディション』プロモーション映像

中学生男子がよだれ垂らして喜ぶヤーツ

 

国語が比較的得意な中学生男子がセリフ監修したんか?と思うくらいに中学生男子が好みそうなアメリカ仕込みのセリフが炸裂しまくるスタイリッシュアクションゲームです。

 

そして適当にボタン連打して適当にスティックを回していたらコンボが決まるチンパンジー仕様もGood。be動詞という言葉の意味すらよくわかっていない中3(これは僕のこと)でもハマりまくるわけです。ちなみに当時、中学生男子の間で死ぬほど流行った「三國無双シリーズ」も適当にボタンを連打していればある程度はクリアできるチンパン仕様でありました。今となって考えればカプコン様のゲーム自体が中学生に優しいチンパン仕様のゲームが多かった印象であります。

 

そしてこのコンボの段階を表す単語も秀逸なんですよね。

 

音ゲーみたいにコンボの回数に応じて「D」から「S」までのそれっぽい単語が画面に出るようになっているのですが、(DはDope!! CはCrazy!!とか)チンパン中学生だった僕はSの付くそれっぽい単語と言えば「Super!!」しか思い浮かびませんでした。(驚くくらいの馬鹿)

 

どうせ「Super!!」だろうと思っていた時に「Sweet!!」って出た時の衝撃ね。「甘い!!?」って声出ました。おしゃれすぎません?そして、「S」も何段階かあって「Sweet!!」「Showtime!!」「Stylish!!」とおしゃれすぎる(?)単語が並びまくるのです。「Super!!」くらいの発想しかなかったチンパンは垂涎もののかっこよさでした。(そもそもカプコンという一流ゲーム企業の大の大人たちの叡智の集合体で「Super!!」など出るはずもない)

 

いやあ懐かしかった。そして今やっても結構面白いです。まだクリアしていませんが、デビルメイクライシリーズでも傑作と呼ばれるのは納得ですね。

 

で、とりあえずボス戦になると初見では倒せないので、嫁と交互にやることになりました。何しろこのゲーム、チンパン仕様であるのはいいのですがとにかくボタン連打をしまくるゲームなので、何連戦もしていると親指が崩壊してくるのです。

翼の生えたダクソに出てきそうなヤツを倒すのに苦戦し、互いにやっておりました。そして5回目か、6回目のことです。戦闘もかなり白熱し、あと僅かというところで僕が負けてしまいました。

 

僕「ッアー!!やられた!!いまのめっちゃ惜しかったなぁ!!クッソー!!惜しかった!!でももうこれはいけるやろ!!頼んだぞ!!いまのやり方で!!」

 

めちゃくちゃテンション上がって嫁にコントローラーを渡しました。

するとコントローラを握った嫁はすぐに不快感を顔に全面に出してコントローラを投げ捨てました。

 

嫁「うわっ、何これ!? 手汗? 汚なっ!!」

 

嫁は「ビチョビチョやん、きったねえ」としきりに呟きながらティッシュを取りに行き、ゴシゴシコントローラーを拭いてから何食わぬ顔でボス戦をやり始めました。そして負けてこっちにコントローラーを渡す際、「次やり終わったらコントローラー拭いて渡してよ、ビチョビチョやから。きたねえから」と吐き捨てました。

 

こういうことを言われた時の人の気持ちがわかりますか?

 

さっきまで頬を紅潮させ熱弁を奮っていた僕はそこにはいませんでした。ただ虚ろな目を向け、誰にも聞こえない声で「そんな言う……?」と呟いていました。「夫婦なのにそんな言う……?」と言う僕の囁きを風だけが聞いていました。夫婦なのにそんな言うのはやめようね。

 

「手汗」これは僕も好きで出しているわけではありません。皆さんの周りにも手汗牛(手汗が乳牛のミルクくらい出せる人の意)がいると思いますが優しい気持ちで対応してください。手汗牛を代表して僕からの切なる願いです。そして、これは是非とも小学校の道徳の教科書に載せていただきたいです。タイトルは「ももちゃんの手汗」でお願いします。物語が終わった後の読者の思考を促す「考えてみよう」の欄には「手汗を汚いと言われたももちゃんは一体どんな気持ちでそのあとコントローラーを拭いたか考えてみよう」という問いを入れてください。お願いします。(誰に向けてのメッセージ?)

 

デビルメイクライというかっこいいタイトルと手汗がコラボしたおそらく世界初のブログ記事でした。

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