皆さんは「コロンブスの卵」と言う言葉をご存知でしょうか。
これは「どうすれば卵を立たせることができるか」と言う問いに対して、卵の底を割ってテーブルに立てたコロンブスの逸話に基づく格言のようなものです。
つまり、素晴らしいアイデア・根本的な解決策というものは意外とシンプルなものであり、柔軟な思考を使えば誰にでも生み出すことができるのです。
そういった意味では僕や僕の友人も中学時代は常に柔軟な思考を使おうと努力していた、ちっちゃなコロンブスだったと思います。
しかし、僕らがその努力を向けていた矛先は「勉学」ではありません。
「早退する方法」です。
なんだこの我ながら腐ったみかんすぎる中学生
というわけで今回、僕と友人が中学時代に実践していた「確実に早退する方法」をご紹介します。(どういうわけ?)
先に言っておきます。
僕のブログを義務教育を受けている若人達が見ているとは思いませんが、これを見て真似をするのはやめましょう。
短期的な快楽を求めた早退なんて、長期的に見ればデメリットしかありません。早退方法を考え続けた僕がこんなう●こブロガーになっていることから説得力爆発でしょう。
では早速初級編から行きましょう
確実に早退する方法 第3位「歯医者に行くと嘘をつく」
早退する際にまず最も強いのは「どこかに行かなければならない用事がある」というものでしょう。
しかし、そういった用事はなかなかありません。
そこでめちゃめちゃ有効になるのが「歯医者」です。
「歯医者」がなぜ良いかポイントは二つあります。
①病院でありながら体調不良を装わなくて良い
②基本的に継続的に通う前提であるため、早退のおかわりがしやすい
まず①病院でありながら体調不良を装わなくて良い
これはかなり重要です。
中学生といえばまだまだ若造のシャバ造。体調不良の演技なんて大根も大根で、教師からはすぐに見抜かれます。
なんか今日頭いてえ…熱っぽいす……自分帰って休んでいいすか
と訴えても
疑いの目で見られ、保健室に連れて行かれ、
熱計ってごらん
と言われ36.0というTHE平熱を叩き出し
仮病やないね!!!
と怒られ、教室に引き戻される。ぼくらの時代はこれがあるあるでした。
つまり、体調不良の演技をしても早退はできないのです。
だからこそ、体調不良を装わなくて良い「虫歯」「銀歯治療」などであれば、容易に早退をかませるというわけです。
②基本的に継続的に通う前提であるため、早退のおかわりがしやすい
歯医者といえば継続通院が当たり前。
ということは早退のおかわり(最悪の造語)がし放題のスタミナ太郎スタイルなのです。
僕は「銀歯の装着に難航してるらしくて……」という馬鹿すぎる理由を持ち込み、野球部の地獄の夏季練習を5日くらい早退することができました。
確実に早退する方法 第2位「秘技・人力嘔吐を使う」
人力嘔吐は禁じ手中の禁じ手。
NARUTOで言う所の裏蓮華であり本当は簡単に公開したくないのですが、このブログの読者様のためにここで解禁することとします。
早退する上で最強の要素とは何か。これは簡単で「体調不良になる」ことです。
ただ、実際に体調なんてコントロールできません。
「バカは風邪をひかない」とはよく言ったもので、僕も例に漏れず全く風邪をひかない中学生でした。
ではどうすれば良いのか?
「揺るぎない事実(ファクト)で体調不良を演出」すれば良いのです。
え?
どういうことかわからない?
では簡単に言い換えますね
ゲロを吐けば良いんです(直球)
ゲロって吐けるのか?と疑問の方が大多数だと思いますが、意外としつこくのどちんこに指でアプローチし続けると簡単に吐けます。(どういうアドバイス?)
例えば学校の途中で「体調悪い」と言って保健室に行き、保健室の先生に「奥義」をかまし、揺るぎない体調不良ファクトを見せつけるのも方法の一つかと思います。
ただ一つ注意点を。
間違っても、他の生徒に見えるような場所で奥義を使ってはいけません。
「ピッコロ大魔王」というあだ名をつけられ、のちの学校生活が地獄に一変してしまうかもしれません。
※良い子は奥義自体を絶対に真似しないでね
確実に早退する方法 第1位「熱を上げる」
2位で「揺るぎない事実(ファクト)で体調不良を演出する」という方法を挙げました。これはズル早退において最も大事であり基本的な考え方の一つです。(理論風)
2位ではその具体的方法として「人力嘔吐」を紹介しましたが、これは率直に言って諸刃の剣という他ありません。体に負担も掛かります。
そこで「小さなコロンブス」だった僕たちは考えました。
まず「体調不良を演出できる揺るぎない事実(ファクト)」とはなんなのか?
そこで一つの結論を導き出しました。
「体温」です
体温だけは誰の主観も挟み込めない、体温計が証明する圧倒的な事実(ファクト)なのです。
ではどうやって体温を上げれば良いのか?
簡単です。
走り回れば良いんです(直球勝負)
というわけで僕の友人は帰りたくなってくると、校舎内の階段を1階から3階までずっと走って往復してました。プロボクサーのトレーニングかよ。
ただこの方法は、シンプルに走り終わった後だと
「息が上がっている」
「汗をかきすぎていて不自然」
という違和感が出るので、体がクールダウンする前に呼吸を整え、汗を拭き上げておく必要があります。ご注意ください。
まぁ、熟練し、この技を使いこなせるようになった暁には、疑われることなく好きな時間に早退できるようになっていることでしょう。
僕の友人はそんな「早退の匠」の域まで達していました。
というわけで早退する方法、いかがだったでしょうか。
今、これを書きながら中学生の時を思い返していて思ったことと言えば
僕、マジでバカだったんだなということです。
学校で特に嫌なことがあるわけでもないのに、何となく帰ってゴロゴロしてえという理由だけで、自力でゲロ吐く中学生とかいます?
マジでバカすぎて情けなくなってきました。
ここに「早退する方法」とか検索して迷い込んできた将来有望なみんなへ。
正直、学校から早退したって何も得るものはないぞ!
この方法を真似してると、経験者である僕と同じ轍を踏んで、同じ末路を辿り、底辺う●こブロガーになってしまうぞ。
ぜってえ、真似しないでくれよな!!!
(禁止で終わる斬新なドラゴンボール)
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