人生勝ち組なちびまる子ちゃんのキャラを考える〜幸せってなんだっけ〜

おはようございます。百井桃太です。

突然ですが、皆さん「幸せ」感じてますか。

いえ、違います。宗教にハマったわけではありません。ニコニコしながら「ごめんくださぁい」と玄関先で冊子を山ほど抱えているわけではありません。

30代を目前にして人生について考える時間が増えたのです。いや、普段はう●こ漏らしたこととかう●こ我慢したこととかクソしょうもないブログ書いてんのにとかそういうツッコミはなしでお願いします。

そんなわけでどういう人生が幸せなのか？ということに目を向けるようになってた折、たまたま「ちびまる子ちゃん」を目にしました。

もう何年ぶりかに見た「ちびまる子ちゃん」でしたがそこで見たまる子のクラスのとあるキャラに「幸せとは何か」の本質を見せられたような気がしました。これまで読んだ自己啓発本なんかの考え方も含めてそう思ったので今回はそのお話をしたいと思います。

まず、「ちびまる子ちゃん」を全く見たことがない人はいないかと思いますが、記憶にない方もいらっしゃると思うのでまる子のクラスの面々をお見せします。

いや〜懐かしいですね。

そして今思うと個々のキャラが立ちすぎていてすごいですね。

これは国民的アニメにのしあがるのも納得ですよね。そしてアニメらしからぬ個々のリアル感。だってマジで前田さんみたいな女子いつどのクラスでもいたもん。学年変わってクラス替えで「あーやっとあの小うるさい人がいなくなった」と思ったらまたどこかから新たな前田さんが湧き出してたもん。

では早速ですが、結論、僕の思うこの中で一番「幸せになれる人生勝ち組な人」を紹介します。

「ひらば」です。

いや誰？

すみません、ちょっとした掴みのジョークです。「ひらば」のはずがないです。このクラスの中で人生勝ち組がこの「ひらば」だったら、流石に問題が初見殺しすぎます。てか、マジで誰？見かけたことないんだけど「ひらば」はちゃんと登校してるのかな？

存在を知りませんでしたがクラスの面々の画像をみて「ひらば」の存在を知ってしまい、ちょっと見ちゃいけないものを見てしまった気分です。

閑話休題。

それでは気を取り直して本命を紹介します。

まずは16名に絞りましょう。

「バトルロワイヤル」感が出てきちゃいましたが、こう絞るともうおなじみの面々ですよね。やっぱりここら辺は「ひらば」とは違って顔も性格もキャラが立っている。（いやひらばの性格は知らんけど）

そして僕の子供の頃の憧れは「大野君」でした。ちびまる子ちゃんごっこ（今思うとどういうごっこ遊びなのか見当もつかない）するときも必ず大野君役を希望してましたし、そしてクラスの中でも俺は「大野君」だと思っていました。でも今思い返すと「長山くん」ですね。間違いなく「長山くん」です。頭の悪い知的な部分を取り払った「最悪な長山くん」です。

そしてもっと絞っていきましょう。

9名まで絞られました。ここまでくるとほぼほぼメインキャラですね。

皆さんの推しメンは誰でしょうか？そしてこの中で僕が選ぶ「幸せになれる人生勝ち組な人」は誰なのか想像してみてください。

いや9名いますけど一部絶対違うやついるよね？とかいう指摘はなしでお願いします。永沢くんはどう考えても違うよね？給食おかわりしまくるのを注意されて泣き喚く小杉はないよね？とかそういう決めつけもなしでお願いします。

それではここから絞ってしまうともうわかってしまいそうなので一気に僕の思う「幸せになれる人生勝ち組な人」をご紹介します。画面の前の皆さんもぜひご自身で「この人幸せそうだな」っていう人を選んでから結果をご覧ください。

では結果発表です。

百井の選ぶ「ちびまる子ちゃんのクラスの中で幸せになれる人生勝ち組な人第一位」は………

山田です

どうでしたでしょうか？皆さんの考える方と一致していましたか？さっきの9名の中には幸せの権化みたいな「花輪クン」とかいたのでそっちだと思った方も多いのではないでしょうか。でも私が思う「幸せな人」は花輪クンよりもダントツで山田です。

まずは「山田ってなによ？歯9本しかないじゃん？」という山田を知らない人に山田の紹介文をお見せしましょう。

すみません、手元が狂って「ひらば」を出してしまいました

正しくはこちらです

「あはは」とか「だじょ〜」とか聞くとちびまる子ちゃんをあまり知らない方でもピンとくるのではないでしょうか？この紹介文の通りの人間が山田です。

どう見ても頭は良くないし、ビジュアルは下の中だし、歯は9本しかないし、語尾「〜だじょ」だし、お母さんは月亭方正に瓜二つだし、という考え出したら何重苦なんだよというキャラですが、一体なぜこのキャラが幸せなのでしょうか。

答えはめちゃめちゃ簡単。

「山田自身が自分のことを幸せだと思って毎日を楽しく過ごしている」からです。

最近、デール・カーネギーの「道は開ける」や「嫌われる勇気」を読んだり、NLPという考え方について学んだりしていましたが、どれも大枠として言っていたのは「幸福であるかは自分が決めることである」ということでした。

例えばいくらお金持ちの社長でも毎日仕事に追われてストレスを抱え、家庭では奥さんとギクシャクし、友達もいなくてリフレッシュする場もないとなればその方は幸せであるとは言えないと思います。

しかし逆にお金もない、恋人もいないし、仕事での成果を出していない人でもその人自身が自分の人生に充実感を持って楽しんでいればその方は幸せであると言えると思います。まさに「山田」のパターンですね。テストで0点を取ろうが自分の大事にしていた石を無くされようが（僕が見た話はそんな話だった）山田は気にせず毎日笑って明るく過ごしています。

つまり幸福の尺度を測るものというのは「お金」でも「仕事」でも「承認」でも「愛」でも「夢」でもなく「自分自身」だということです。世間的にどんなに不幸と言われるようなことでも逆境であってもその人自身がそう思わなければ、不幸でも逆境でもないということです。

この考え方を持ってみんながポジティブに考えられるようになれば、世の中は今よりもっと楽しいものになるのではないかと思います。

例えば上司に怒られた時。

「俺はなんてダメなんだ」とか「上司は俺のことが嫌いなんだ」と考える人がいると思います。これはちびまる子ちゃんでいうところのネガティヴ横綱「藤木」です。

しかし逆に「ここで怒られたことでこの失敗は二度としないから、成長できたことになる！」とか「俺の成長のためにわざわざ時間をとってまで説教してくれるなんて、ありがたい上司だ」と思うこともできます。

そしてどちらの考え方の方が人生が豊かであるかは一目瞭然ですよね。これも「自分自身の考え方」で同じ出来事をマイナスからプラスに変えています。これがちびまる子ちゃんでいうところのポジティヴ大統領「山田」の思考です。（山田がそんなこと考えるか？とかいうツッコミは置いといてください）

皆さんも明日から「山田」を目指してみませんか。そして自分自身の思考から自分の人生を幸福にしませんか。

いえ、だから違います。宗教にハマったわけではありません。ニコニコしながら交差点のところで看板を立てて冊子を配っているわけではありません。

少し真面目な普段とは違う記事になりましたが、皆さんの参考になれば幸いです。ご清読ありがとうございました。

PS

佐々木のじいさんの家系そんな掘り下げます？