思い出すだけで涙が止まらない感動ビンタTOP3

思い出
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おはようございます。百井桃太です。

 

突然ですが、最近マコなり社長という経営者のyoutuberの方にはまっています。

なかなか有益な情報をまとめてくれるので楽しく見ているわけですが……

 

↓こんな感じです。

【今すぐ見れる】涙が止まらない感動プレゼン動画TOP3

そんなこんなでマコなり社長に影響された僕は思いました。

 

「僕も何かのTOP3を紹介する記事書きてえな」と。

 

僕に紹介できるTOP3は何があるだろう?と想像して一つだけ思いついたものがあったので、今回はそれをTOP3形式で紹介する記事です。

まあもうタイトルでお察しかもしれませんが。

 

 

中学生の時の話です。

今では考えられないかもしれませんが15年前くらい、僕が中学生の頃というのはまだゴリゴリに教師から生徒へのビンタが盛んな時代でした。

そして僕は野球部でした。そう、言うまでもないですね。

野球部といえばビンタ大国です(偏見)

 

 

何でしょうね、あの野球部だったらビンタとか坊主とか仕方ねえみたいな風潮。

特に指導が厳しくてもしょうがねえみたいな風潮。

そしてなんかわからんけど不良チックな人間が集まりやすい風潮。

僕は野球未経験で小学校の高学年で「パワプロクンポケット」にハマったからという理由で野球部を選んだ不良の不の字も知らない純粋無垢なビギナー中学生だったのですが、ビンタ不良スパルタ大国の恐ろしさを身に沁みて感じました。

 

そんな中学時代のビンタ不良スパルタ大国のエピソードも腐る程あるのですが、今回は監督の話を。

 

ここがビンタ大国と呼ばれる所以は言うまでもなくそこを取り仕切る監督の必殺技がビンタだからです。

 

風貌が片目が義眼の薬物中毒者みたいで常にグラサンを掛けており、沸点が2℃しかなく、沸点超えると部員にビンタをお見舞いする監督を僕達は畏怖の念を込めて裏で「ヤクザ監督」と呼んでいました。

今思うとどんなアダ名だよ。

そんなゴリゴリ直球のアダ名ある?

野球部だけに?

おっぱいバレーの最悪な亜種かよ。

 

 

そんな恐ろしい監督の思い出すだけで涙が出る感動ビンタを今日はTOP3形式でご紹介します♪

まぁビンタって悪いイメージしかないかもしれませんけど愛の鞭という考え方もありますしね。

アントニオ猪木のビンタが闘魂注入を目的としたいいものであるように監督のビンタも人によっては人生の転機だったかもしれませんので「感動」の文言を入れさせていただきました♪(ガタガタの詭弁)

 

ちなみに今回紹介するビンタは全て僕が食らったものではありません。僕が間近で見たビンタということになります。

僕もしっかりビンタを食らったことがありますが「集団下校の決まりなのに間違って一人で帰った」ことで食らった感動も何もない無為ビンタだったのでランク外とさせていただきます。

 

 

それでは早速行きましょう。(マコなり社長風)

 

思い出すだけで涙が止まらない感動ビンタTOP3

 

【第3位】怠慢走塁を行なった上に意思疎通が図れなかった部員を……

 

これはもう字面からも野球経験者であればある程度わかると思います。

 

野球っていうのは打ったら一塁まで走るスポーツですが、例えばピッチャーゴロとかファーストゴロとか「これはいくら全力で走ってもアウトやな」って場面があります。

 

ただなぜか人一倍努力とかを重んじる野球というスポーツにおいて、大抵の指導者はそこでも全力疾走を強いるのです。

まぁ、もし相手がエラーしたらと考えればセーフになる可能性もあるし、全力疾走で相手の守備にプレッシャーをかけるというのもあるんでしょうが、怪我のリスクなんかを考えるとどうなんでしょうね。

 

まあ全力疾走の是非は置いといて、とある試合で僕の同級生がゴロを打ってタラタラと一塁に走ってしまいました。

そして戻ってきた彼に監督が一喝しました。

 

 

監督「何や今の走塁は!! ふざけとるんかコラ!! 走ってこいコラ!!」

 

 

そう怒鳴られた彼はそのままヘルメットをおいて、運動場の外周を走り始めました。

うちの野球部内の周知の事実として、監督から「走ってこい」と言われたら基本的に運動場無限ランニングを意味するからです。

しかし走りに行こうとする彼の姿を見た瞬間、監督は烈火の如く吠えました。

 

 

監督「一塁に走れって言ったんだコラ!!!!!」

 

 

難易度が高いですが、懲罰としてランニングをしてこいというわけではなく怠慢走塁をしたのでちゃんと一塁まで走り直せということだったんですね。

彼は律儀にプレー中にも関わらずホームベースから一塁まで全力疾走し、監督のところに走って戻って吹っ飛ぶくらいのビンタを受けました。

監督は強化系の念能力者かと思うくらいのビンタでした。

ビンタを食らった方にもちょっと同情の難易度高めビンタが3位にランクインです。

 

 

【第2位】帰り道で我慢出来ずにジュースを買っちゃった一年部員を……

 

これも今思い返すと謎なのですが、小中学校時代は登下校中の買い物みたいなのが万引きくらいのレベルで罰されてました。

いや、まあそれ許すと生徒たちが学校にお金持ってきたり、帰り道に変なとこに寄ったりしちゃうだろうから良くないのはわからなくもないけど、そんな大罪かい?って思うくらいに重罪でした。

 

そして僕達が一年生の頃、同学年の二人が我慢出来ずにジュースを買っちゃったのがバレてしまったのです……。

 

当日、二人は正座をさせられ僕達を含む他の部員がその周りを囲む形になっていました。

人の輪の中で泣きそうな顔をして俯くその姿は、さながら原住民の村に入り込み捕縛された都会人のよう。

その円の真ん中、罪人二人の正面に監督が座っていました。

でかく開いた両足の腿の上に肘を乗せ、なぜか監督はニコニコしています。

僕は震えました。

ニコニコ笑っていますがこれは竹中直人の笑いながらキレるスタイルそのものだと。

 

監督「そんなにジュース飲みたかったんかぁ?」

 

一年「……」

 

監督「ジュース飲みたかったんやろ? 正直に答えたらええやないか」

 

相変わらずのニコニコ。騙されるな。これは竹中直人のシステムなんだ。

決して君たちを許しているわけじゃない。気付け、気付くんだ。

僕は心の中で必死に友人である二人に叫び続けました。

しかし、僕らの世代で笑いながらキレる時代の竹中直人を知っている中学生などそうそういるはずもありません。

 

一年「そうです、我慢出来なくなりました」

 

ニコニコに引き込まれ、彼らは簡単に口を割りました。

 

監督「そうかそうか、ジュースがそんなに飲みたかったか……」

 

そして2秒の間が空いて

 

監督「貴様コラーーーーーー!!!!」

 

正座している二人にスペックが刃牙にかました並みの腹蹴りが飛びました。ほらね、竹中直人のシステムだったでしょ。

そしてビンタ大国の中でもかなりレアなキックが出た珍しい場面だったことが2位にランクインした大きなポイントです。

でもそのあとがっつりビンタもしていたよ。

 

 

【第1位】女にモテたくて眉毛を整えちゃった部員を……

 

というわけで第一位です。いやぁこれはもうダントツの一位でしたね。結論から言います。このビンタはその年の西日本でダントツ一位のビンタです。

 

第二位の時もちょっと話しましたが、学校っていう場所では今考えると本当にくだらないようなことが死罪に値します。

その中の一つに「眉毛整え」があります。

これはもう普通の生徒ですら極刑クラスの罪なのですが、野球部となればもう極刑中の極刑にクラスアップします。

家族総出で断罪され、末代まで罪を背負わされるレベルの極極極極極刑です。

わかりやすく現代の罪に例えると国家転覆罪といったところでしょうか。

 

そんな誰しもが恐れて手を出さなかった「眉毛整え」を僕の後輩は隠す気もなくがっつりやったのです。

どんな感じだったかというと全盛期のつんく♂並みでした。

 

※わからないヤングメンは検索してみてね。

 

昨日まで生まれたままの姿だった眉毛がこのTHE人工物の眉毛に変わっていたらそれはもう言い逃れはできません。

左右対称が美しすぎるので「すみません、ほっぺの産毛がチクチク痒かったので切ろうと思ったら刃滑りしちゃって眉毛の方に……」という苦しすぎる言い訳も通じません。(ちなみに僕は高校の時、眉毛を僅かに整えた際にこの言い訳で事なきを得た)

 

そして運命の部活の時間は訪れました。

 

僕達が遠くから見守る中、グラウンド、ホームベースのところに呼び出された眉毛つんく♂(以下まゆつん)

 

そこに監督がやってきました。遠くてその表情や声は僕らでは感知できそうにありません。

 

そして直立不動のまゆつんの前に監督が立った瞬間、即ビンタが飛びました。

 

グラウンド上に響き渡るビンタ音。ここまでは誰しもが想像していた展開でした。

しかしその後の展開に僕達見守っていた部員は目を疑いました。

 

僕達「連続!!?」

 

あろうことか監督のビンタは全く止まらなかったのです。

一発目の右を喰らいよろけたまゆつんに向かって繰り出される左、

そして次は右、

また左、

右、

左、

右……。

こんな連続ビンタを見たのは初めて三年間部に所属した僕達でも初めてでした。

 

僕「ちょっと待て、10いくんじゃないかこれ」

 

僕の予想は的中しました。そして10行っても止まりませんでした。

 

部員「11、12、13、14、15、ウワアァ15超えた!!?」

 

結果的にまゆつんはビンタを19発喰らいました。

下手な格ゲーのコンボより決まってます。

最初ホームベースのところで始まったビンタが最終的にピッチャーマウンドのところまで行って終わったのでいかに監督のビンタの嵐が恐ろしいものだったのか想像に容易いでしょう。

のちに部員たちの間で「18.44の悲劇」(ピッチャーマウンドからホームベースまでは18.44メートル)と呼ばれ語り継がれたこのビンタが堂々の一位です。

ちなみに終わったあと、赤ちゃんみたいに頬が腫れ上がったまゆつんは無限ランニングをさせられていましたが、一切涙を流すことはありませんでした。

「どれだけビンタを食らってもいい、俺は女にモテたい」というまゆつんの強い意志も1位にランクインした要因です。

 

というわけで最後におさらいです

 

思い出すだけで涙が止まらない感動ビンタTOP3

 

第3位 怠慢走塁を行なった上に意思疎通が図れなかった部員を……

 

第2位 帰り道で我慢出来ずにジュースを買っちゃった一年部員を……

 

第1位 女にモテたくて眉毛を整えちゃった部員を……

 

なにこの字面のエロ広告感

 

完全にエロ漫画の広告の導入部分じゃないですか?他意はありません。

 

というわけでいかがだったでしょうか「思い出すだけで涙が止まらない感動ビンタTOP3」

 

僕は書いててあの時代の記憶が蘇りましたが、思ったことが一つ。

「やっぱり暴力はダメ」それだけです。

中学生ってまだ13〜15歳とかですからね。いけないことしちゃう年頃じゃないですか、子供だし。

そんな子供を畏怖の感情で支配するってのはやっぱり大人として愚かしいですね。大人なんですから子供を動かすのにもうちょっと頭を使わないとダメですよね。

仕事にも言えることでしょうけど「痛みのマネジメント」はやっぱりマイナス効果がでかいように思います。

 

今回の記事をもし教育者の方が読むようなことがあれば是非、参考にしてください(何を)

ーPSー

ビンタの小ネタ

 

ビンタされると漫画のシーンみたいにまぶたの奥でマジで星が光ります。

画像2

こんな感じです。

 

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