どうも、ネガティブな記事です(最初に結論から言っていくスタイル)
先日、応募していた「このミステリーがすごい!大賞」の一次選考の結果が発表され、僕が傑作だと信じてやまない3年間の集大成が箸にも棒にもかからず落選しておりました。
というわけで同じように作家を目指している方に向けて参考になればと思い記事を書くこととしました。

まず、そもそもですが僕は3年ほど前からミステリ作家を目指し始めました。
きっかけはたまたまミステリにハマった嫁から借りた我孫子武丸先生の「殺戮にいたる病」でした。
これに衝撃を受けて、とにかくミステリの有名作品を漁っていくうちにどんどんミステリにハマって、次第に「こんなトリック思いついた!!?わしゃ天才か!!?」と頭に浮かび始め、自分で書き始めたのが始まりです。
小説なんて中学生以来からほとんど読んでなかったのに、3年間で170冊以上読んで、ミステリーについて勉強しました。
それから応募した賞でいくと
■「このミス大賞」2017・2020 2回応募
■「ミステリーズ!新人賞」2018・2019 2回応募
■「鮎川哲也賞」 2019 1回応募
■「KAPPA-TWO」2018 1回応募
3年間で計6回応募したんですね。
書いた小説でいうと長編3作、短編2作の計5作でした。
書くペースは素人なりにまぁまぁじゃないかな、と思います。
あと3年間腐らずに小説を書き続けたというのも個人的には褒め称えたい気分です。
ただ、結果は全て一次落選でした
これだけ見ると、読者の方は「ゴミじゃねえか」と思うかもしれません。
確かに否定はできませんが、小説の公募賞というのは一次から倍率がクソほど高いのも事実です。とりあえず応募しときゃ一次くらいは誰でも通るみたいなネット大喜利大会(?)みたいなものとは全く異なります。
今回の「このミス大賞」でいうと応募作品475作品中、一次選考を通過したのは24作品です。合格率でいうと5%です。もはや現代のハンター試験ですよ、こいつぁ。
それで結論から言うと、今回を期に一旦、作家の夢を倉庫の隅に移す事にいたしました。
早い話が、しばらくは小説を書かないことにしたということです。
「結局3年坊主じゃねえか」
「これだからゆとり世代はよ」
「夢は逃げない、逃げるのはいつもお前だ」
そんな声が聞こえてきそうですが、ただ飽きたからとかそういうことではありません。
理由は単純で、ブログを書き始めたことがあります。
そもそも、僕は作家になるための文章力向上トレーニングの一環として、2019年11月よりブログを書き始めました。そんな副次的な狙いを元に始めたブログですが、いつの間にか僕のライフスタイルの一つになっていました。
何よりも「ブログを書くのが楽しくなった」というのが大きいかもしれません。
そしていつしか僕はミステリ作家よりも「大人気ブロガー」になりたいと思うようになりました。
大人気ブロガーになって、インフルエンサーになって、会社を辞めて遊んで暮らしたいと強く願うようになりました(欲望まみれのゆとり世代)
あとろくろを回しながら成功者としてのインタビューを受けたいとも強く願っています
ちょっとかっこよく言い直していいですか?
俺、もっと夢中になれる夢見つけちゃったんだよな
これです(どれ)
そうやってブログに本気で取り組んでいく中で、同時進行でミステリー小説のプロットを考え、書き上げていくのは難しいと個人的に判断しました。
「できるかできないかじゃない、やるかやらねえかだろ」
「あの水嶋ヒロがKAGEROUでデビューしたことを忘れたか」
「お前の百倍忙しい又吉先生でも合間を縫って小説書いてるんだぞ」
「これだからゆとり世代はよ」
そんな声が聞こえてきそうですが、僕は水嶋ヒロさんや又吉さん並みのスペックを持ち合わせておりません。
なので一旦、作家という夢は脇に置いておこうと思います。
ただ、ここで申し上げておきたいのはあくまでも「諦める」ではなく「脇に置いておく」ということです。
僕は今でもミステリ小説が大好きですし、いずれは自分のミステリ小説を書店で見つけるというのが一つの夢です。
なので一旦小休止を挟み、また挑戦していきたいと思います。
そしてその夢を脇に置いて新たに抱えるのは
「大人気ブロガーになって、
インフルエンサーになって、
ゴロゴロしながら大金を手にして、
ろくろを回しながら成功者としてのインタビューを受けて、
motoさんとかサラタメさんみたいに
この顔を貼り付けた実像で有名になって、
インスタでクソ高い時計とか車の自慢して、
『面白ブログで億を稼ぐ令和のチャップリン百井桃太の神文章力』という本を出版して、
またゴロゴロしながら大金を稼いで、
幸せに暮らしたい」
という夢です。
これからその欲望まみれの夢を叶えるため、みなさんに面白いと言ってもらえるようなブログにできるよう頑張っていきますので、
よろしくお願いいたします。
ちなみに落選作を成仏するためにnoteに晒し首にすることに決めましたので、
無為な時間を過ごしたい方、
このミス大賞に応募したいけどどんなレベルのゴミ作品が落選するのか知りたい方、
一般人が三年頑張った結果どんな落選作を生み出したのかと笑いたい方
はこちらをご覧ください。


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