本当に恐ろしいのは幽霊より妖怪よりモンスター社員

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おはようございます。百井桃太です。

 

今日は嫁の経験談をもとにモンスター社員の話をしたいと思います。

 

 

 

そもそもモンスター社員ってなんぞ?という人もいるかと思いますので、まずは定義からいきましょう。

 

これです。社会人の方であれば「ああ……」と身近にいる人を思い浮かべたりするのではないでしょうか。

 

今日の話はそもそも嫁から聞いた話ですが「ああ、こういうやついるいる」って僕も感じました。僕と嫁、二人の話でお互いのコミュニティにこういうモンスター社員がいるので、あなたの周りにもきっといるはずなのです。一匹見かけたら百匹いると言われるゴキブリの理論と同じです。

 

ちなみに今回の話に出てくるモンスター社員は女性なので、女性編です。

 

一言で「モンスター女性社員」と言ってもたくさんいると思いますが、嫁の会社にいたやベー女の特徴をあげていきますと

 

「目立ちたがり屋」

 

「基本うるさい(Volumeのツマミがユルユルすぎて少しの刺激でMAXになっちゃう)」

 

「騒ぐけど全く面白くない」

 

「笑い方が下級悪魔のそれ」

 

「どんな状況でも常に自分が正しいと思っている」

 

「同じことでも他人がやるとアウト、自分はセーフ」

 

「『私、見て見ぬ振りできないんです』という正義アピールがすごい」

 

「やってる行動の大半は周囲へのアピールでしかない」

 

「先輩には媚びへつらう」

 

「男にも媚びへつらう」

 

「でも部下、特に新卒にはめちゃくちゃ厳しい」

 

「あと役職のついてないおっさんにも厳しい」

 

「仕事中でも不機嫌は躊躇なく顔に出す」

 

「篠原涼子がドラマで演じてそうなサバサバキャリアウーマン気取り」

 

「篠原涼子の振る舞いだが、顔は絶不調の小森純(しかもすっぴん)」

 

「自分が職場を回していると思っているが、実際の仕事の出来は中の下」

 

「電話が入っていることを告げるとあからさまに面倒臭そうな顔をする」

 

「常に忙しいアピールを欠かさない(実際は要領悪いだけ)」

 

「人の話題は私のもの、私の話題は私のもの(トークのジャイアン)」

 

「これ見よがしにクソデカため息をつく」

 

 

彼女の特徴を羅列しましたがいかがでしたか?

あなたの周りにも当てはまる人いますよね?

いないのであれば、あなたの人生は恵まれています。自身の恵まれた環境に感謝しましょう。

 

なんでしょうね。別に差別をするつもりはないのですが、こういった特徴は女性に多い気がします。会社にいるやベー奴の男性版はまた女性とは別の特徴を持ってますね。どちらかといえばハラスメント系とか意識だけ高い系とか屁理屈系に寄る気がします。

 

今日は、今あげた特徴を全て持つ嫁が出会った中堅女性社員、——通称すずポン(仮称)のエピソードを一つ。ちなみにこのエピソードを聞いて僕は会ったこともないすずポンのことが大嫌いになりました。そんなやばいエピソードを嫁視点で書かせていただきます。

 

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あれはとある日のこと。

 

仕事をしていると、オフィスのお局的存在から声が掛かりました。

 

お局「ちょっとみなさん会議室に集まってください」

 

そこに集められたのは、オフィス内の女性社員全員。新人から、中堅まで分け隔てなく集められていました。そして会議室の奥で明らかにキレた顔を見せるお局。と、その横で同じように不機嫌な顔をしているすずポン。

 

このクソ忙しい時間にみんなを呼んで一体何事か?と嫁が訝しんでいるとお局が会議室の机にぽん、と何かを置きました。

それはオフィス内の全員が使う書類のファイル。

 

お局「このファイル、なんで誰もラベル貼らないんですか?」

 

そのファイルは、毎日オフィスのみんなが書類を綴じていくファイルです。そして毎日書類を綴じていくファイルなので、いっぱいになって次のファイルに移る段階で、いつからいつまでの書類を綴じたファイルなのかわかるように背表紙にラベルを貼ることになっていました。

 

ただ、オフィスのみんなが使うファイルなのでいつファイルがいっぱいになるかはわかりません。そういった理由から、特にラベルを貼る担当は決められておらず、気付いた人が気付いた時にラベルを作って貼るようになっていました。

 

お局「誰かが貼らないと、誰が貼るんですか?気付いてましたよね、みなさん。なんで貼らないんですか」

 

クソしょうもねえことで何全員を会議室に集めてんだよ、時間が無駄すぎるだろ、担当決まってないんだから気付いた自分がやればいいだろと内心毒づいていましたが、そこでお局の横にいるすずポンに目がいきました。

 

 

え? お前、なんでそっち側でキレ顔してんの?

 

 

百歩譲って、お局はまぁわかります。役職もあるし、そんな雑用するレベルじゃないっていう理論はあるでしょう(それでもたかだかラベル作って貼るくらい2分でやれやとも思う)

 

でもすずポンは社歴10年もいかない係員に毛が生えた程度の主任です。会社によって主任の意味合いはかなり違ってくるとは思いますが、うちの主任は別にマネジメントも部下の管理もしない役職と呼ぶのもおこがましいただの名ばかり役職なのです。いや、その立ち位置ならお前もこっちだろ?気付いたらラベル貼りやらないといけない立場だろ?なんで「いい加減にしてよね」みたいな顔で堂々と憤ってんねん。

 

てかさ、まじでこの会いる?

 

普通に新入社員でも、その辺におる誰でもいいから「ラベル貼っといて」で終わる話じゃないですか。であとから社内メールか何かで「最後の人は忘れずラベル貼ってくださいね」の注意喚起で済む話じゃないですか。それをクソ忙しいときに全員呼び出して神妙な面持ちでポンとファイルを置いてお説教て。全員の時間奪ってそれやる間に同じ全員の時間でラベル50枚貼れるだろ。

 

あとなんで女性しか呼ばれてないの?

 

このファイルは別に女性だけが使うファイルじゃありません。男性社員も当然使うファイルです。なのになぜ、女性のみ全員集合なのか。明らかに男性だけ特別扱いしてるじゃねーか。男性からは「怒ったりしない可愛い女性社員」とでも見られたいのか。そもそも前提から無理なんだよ。女性の敵は女性とはよく言ったものです。

 

お局「今度からちゃんと自分でやるって意識を持ってちゃんとやってくださいね!!人ごとじゃないんですから!」

 

そんな捨て台詞を吐いてお局は部屋を出ました。残されたのはわけもわからず説教を食らった女性社員十人ほどと何故か教師側でため息をついてキレているすずポン。なに?お前は副担任なの?

 

一瞬の沈黙を経て、新入社員の女の子がはっと我に帰りました。この場で、動かなければならないのは一番下っ端の私だと気付いたのでしょう。優秀な新人です。硬直状態を解いて机の上にあるファイルに手を伸ばそうとした時です。

 

何故かすずポンが鬼の形相でファイルを奪い取りました。

 

えっ……?と思っていると新入社員が慌てて言います。

 

 

新人「あっ、すみません。私、ラベル貼っておきますので!」

 

 

 

すずポン「結構です!!!!!!!!!」

 

 

 

どういうことなの

 

「なにが」「なぜ」「(お前は)だれ」、What、Why、Who全ての疑問をひたひたに満たすどう考えても意味がわからない怒声が吹き出し、会議室は「え……?」という?マークに包まれました。

 

そして生まれたての赤子を守るかのように大事そうにファイルを抱えて鬼の形相のすずポンは部屋を出て行きました。バンッというパワーコントロールができてない扉の開閉音だけ残して。

 

あっ、特徴一つ忘れてたので一つ付け加えますね。

 

「やたらと大きな音を立てて周りに不機嫌アピールする&物に当たる」

 

そして?マークを抱いたまま残された生徒たちは誰からともなく解散することに。誰も言葉を発することはありませんでした。おそらく全員の心の中に「なんの時間だったん?」という鬱々とした思いを抱いていたことでしょう。

 

会議室を出て戻って見ると、すずポンがお局のところにいました。その手にはラベルの貼られたファイルが。

 

すずポン「もうアタシがラベル貼っときました!!」

 

最初からそうしろや

 

じゃあマジのマジでなんやったんや、さっきまでの時間は?結局お局に「デキる私がやっときました」ってアピールしたいんなら初めからそうしておけばええやないか。あとシンプルに説教後わざわざ名乗り出た新人からファイルを奪い取ってまでアピールしたいか、そのラベル貼り。アピールする仕事の内容が新入社員のそれなんだよ。お前主任ちゃうんかい。主任だから副担任の位置でお局と一緒にキレ顔してたんちゃうんかい。

 

その後、すずポンは一日中女性陣に対して不機嫌顔を続けていました。「あんたたちがやらなかったラベル貼り、誰がやったと思います?私ですよ!」ってのが顔に書かれていました。マジでうるせえよ。

 

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という話です。いかがでしたでしょうか。

 

僕はこの話を聞いてマジですずポンが大嫌いになりました(二回目)

 

ちょっとたまたま会社での話が出たのでビジネス的な視点で話をさせてもらうと、仕事ができる人の条件として「メタ認知力」ってのがよく挙げられます。すごく簡単に言うと「自分を客観的に認知できる力」ですが、このすずポンのダメなところをまとめるとその「メタ認知力」が全く養われてないんですね。

 

あなたの周りにもいませんか?

 

人にはすごく些細なことで怒るくせに、自分は同じようなことをめちゃめちゃやってる「人に厳しく自分に甘い人」。まさにそういった人が「メタ認知力の欠けた人」です。

 

あと本当に全ビジネスマンにやって欲しいのは「アンガーマネジメント」です。

 

一言で言うと「怒りを制御するための方法」ですね。ここ数年、話題に上がることが多いので知ってる方も多いとは思いますが。

 

仕事なんてただでさえストレスかかるんだからせめて楽しくやりたいじゃないですか。そんな中誰かがギャーギャー怒ってるのとか見るだけで士気が下がるんですよね。みんな楽しく仕事するためになるべく笑顔を心がけましょうよ、ほんと。

 

というわけでみなさんも知らず知らずのうちに周囲から「モンスター」と呼ばれることのないように常に自身の言動を客観視していきましょう。僕も「人のふり見て我がふり直せ」を信条に日々言動には気をつけていきます。

 

P.S

 

個人的に僕の嫌いな女性社員の共通するルールがもう一つありました

 

「自分のことを『私』じゃなくて『アタシ』っていう」

 

一人称アタシが許されるのは桃井かおりだけです。

※個人の見解です。

 

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