仕事できないマンのビジネス論①「ピンチはチャンスの僕なりの解釈」

ビジネス
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おはようございます。社会の亡者、百井桃太です。

 

noteを始めてはや1ヶ月が経ちました。少しずつ使い方がわかってきて記事もちょっとずつ読みやすくなったのではないかと思います。今の所不定期ですが、1週間に二度くらいは更新できています。ちゃんと続いてるので今後も頑張って続けていきたいと思います。

 

 

で、この1ヶ月noteを続けていきながら、参考のために他の方のnote記事も読んでいました。そこで思ったことは、noteにはビジネスに関する記事が多く、尚且つそれが人気だということ。

 

まだ1ヶ月でしかもnoteを始めた目的が「文章力の向上」だったので、そもそもそう思うことがおかしいし本末転倒であるんですが、

 

もっと皆様に記事を読んで頂きたい、人気出たい、人気のnoteクリエイターになりたい、ちやほやされたい、面白いと言われたい、社会的地位を築きたい、そして文章をちょろっと書くだけで金持ちになりたい、そしたら良い家に住みたい、その上お昼はお金を気にせずに食いに行きたい、可愛い娘さんが手伝ってる老夫婦がやってる定食屋で「これ」って言われて餃子を一皿差し出されて「えっ、これ頼んでないですよ」と言ったら「いつも来てくれるんで……サービスです」って頬を赤らめながら言われるような常連になりたい、そしてお釣りを受け取るときにそっと両手で手を包まれたい、その上一日9時間寝たい、だけどもっと自由な時間も欲しい、要するに一日38時間欲しい、そしたら一日風呂に5時間入りたい、柴犬が100匹いるドッグランで日が暮れるまで遊びたい、という願望が湧いて来ました。

 

欲望の塊です。欲望の度合いで言えば令和のドン・ファン名乗れるレベルです。

 

しかし、どうにも記事の閲覧は伸びないし、人気も出ません。そもそも1ヶ月そこらでそんな人気になるはずもないのですが。

 

僕(どうすれば人気のノートクリエイター通称ノーターになれるのだろうか)

 

そこで先ほどの気づきです。noteではビジネスに関しての記事の方が人気がある。つまり、おもしろ記事ではなくビジネスに関する記事を書けばいいのではないか?そうすればnoteの読者の方にも響くのではないか。

 

よし!ビジネスに関する記事を書いてやろう!

 

思いましたが……

 

1月6日の仕事始めが終わった瞬間に即このツイートをしていることからもわかるように僕は仕事ができません。既に中堅に足を突っ込んでいるのに仕事できないマンです。要するにビジネスは死です。もう一度言いますがビジネスは死です。生きるためにやってますが死です。

 

noteにビジネスの記事を挙げているのは皆さん、仕事ができる方ばかりのように見受けられます。仕事できないマンの俺はどうすれば……

 

でもまぁ「仕事できないマン」が語る仕事論も狂ってていいかもしれないですね。考えても意味ないからそれでやってみよう。

 

もしかしたらそれで社会の仕組みが逆転して仕事できないマンが認められる日が来るかもしれんし。仕事できないマンを社長に据えてみるかみたいな逆張りのビジネス論生まれるかもしれんし。

 

ファッションでいうところの「ハズシ」で靴下だけクソダサいやつ敢えて履くみたいに取締役会の中に「はい」が言えない上、一太郎スマイルしか使えない新入社員入れてみるみたいな風潮が流行るかもしれんし。

 

というわけでおっぱじめましょうやぁ……

 

〜仕事できないマンのビジネス論〜

第一回 「ピンチはチャンスの僕なりの解釈」

 

「ピンチはチャンス」って言葉がありますが、昔からよく意味がわかりませんでした。ノーアウト満塁の場面で実況が守備側を評して「いやこれはピンチですが、ここを乗り切れば逆にチャンスになるとも言えます」的なことを言いますよね。ピンチとチャンスは表裏一体的な。

 

いやノーアウト満塁は表裏もクソもゴリゴリのピンチやろ、ない方がいいに決まってるやろと当時は思っていましたが。

 

関係ないですが僕のいた野球部の監督も8−0で負けてる時に「ピンチはチャンスたい。落ち着いてリラックスしていけ」と言ってたので全員真に受けてマジでリラックスしてたら1安打完封されて「ふざけんなコラ!!!」とブチ切れてました。いやお前がチャンスとか言うからや。

 

まぁ、野球とかは選手のモチベーションがあって「ピンチを乗り切った」「チャンスをフイにした」という試合の中での一つ一つの結果がモチベーションに影響を及ぼし、個々の動きやらその後の展開を変えて来るみたいな話らしいですけどね。実生活においての「ピンチはチャンス」ってのがピンと来ませんでした。

 

交通事故に遭ったけど、病院で美人ナースからエッチな手解きを受けられたとかそういうのですか?そんなんエロゲにしかねえよ。

 

でもまあ大人になるにつれて、正解かはわからないですが何となく自分なりに「ピンチはチャンス」って言葉に対しての解釈みたいなものが生まれてきました。

社会人になった時、それが間違っていなかったんだなと思う出来事がありましたので、それを語りながらみなさんに僕のスタンスを理解して頂きたいと思います。

 

あれは社会人1年目の事。

 

平日の夜、仕事終わりに地元の友達と飲むことになりました。

 

その頃は言ってもまだまだ青二才でしたので酒が強い=大人=カッチョイイと思い込んでいました。

 

なので中の上くらいしか酒が飲めないにも関わらずいきがって

 

ハイボールを10杯飲み、

 

その後に焼酎750ml(ちょっと小さい瓶のやつ?)を空けてました。

 

結局宴もたけなわ(関係ないけど、上司の多用するパーティイズバンブーロープっていう毒にも薬にもならない慣用句はどう対応したらいいんですか?愛想笑いしてたら言ってる本人が真顔やし。教えて仕事できるマンの人)になり家に帰りました。

 

 

僕の記憶があったのはそこまででした。

 

 

翌朝、「なんか布団固いなぁ〜」と思って起きると、そこは我が家の廊下。

 

どうやら廊下に大の字で倒れていたみたいです。密室殺人事件かよ。嫌な予感がし、周囲を探すと携帯が。恐る恐る見てみると

 

 

通知12件

 

 

係長

課長

課長

課長

課長

総務部

課長

同期の女の子

同期の女の子

先輩

同期の女の子

 

 

課長がサジ投げるくらい電話無視してしまっとるがな

 

 

そして時刻は11時40分。言っときますが僕の会社はフレックスタイムなどという小洒落た制度はありません。言うまでもなく仕事は始まっていますし、言ってみれば最早昼休み開始直前です。絶望でした。

 

どうすればいい、どうすればいい、どうすればいい。

 

まさしくパニック状態です。ある程度社歴があればまだ冷静でいられそうですが新入社員なので頭が回りません。一瞬「お母さんから会社に『息子、今意識不明で…』って一世一代の嘘電話掛けてもらうか……!?」と最早社会人どころか成人、成人どころか人間失格の考えも頭を過ぎりましたが、そこで自身の「ピンチをチャンスに論」が浮かびました。

 

そもそも、こんな時間まで連絡が取れていない時点で誰がどう考えても「寝坊」か「事故」か「故意」くらいしかない。

 

「故意」は論外として実害を被ってない以上、「事故」なんて嘘はつけない。遅刻の理由の王道として「体調不良」と言う理由があるが、その理由でこの時間まで電話に出られず、連絡も取れずのワケがないので、その嘘の理由を言ってしまった時点で、会社の全員から「コイツは寝坊して、さらに嘘までつくんだな」と思われるだろうなと思いました。

 

僕が課長だったとしてもまず120%そう思うだろうと思いましたし、そのエピソードを聞いたら僕はその遅刻した人間の事をそのあとしばらく信頼できないだろうと思いました。

 

この場面は間違いなくピンチです。しかし、このピンチを下手に逃れようとする事で逆にもっとひどいピンチに陥ってしまうむしろちゃんと正直に非を認めて謝った方がピンチを脱することができるのでは?と僕は考えたワケです。

 

課長にリダイヤルし、僕は開口一番言いました

 

僕「すみません、寝坊してしまいました!! 今からすぐに会社に行きます!!!」

 

課長は「とりあえず、まぁ落ち着いて来い」と言ってくれ、僕はとりあえず言えた事でホッとしてゆっくり髭を剃ってシャワー浴びて会社に行きました。

 

会社着くと「お前、電話かけてきてから1時間くらい経っとるやないか、おせえよ」とは怒られましたが、どっちかと言うとあまりに音信不通すぎてみなさんの中で怒りよりも心配が勝ったらしく説教でなく「生きててよかった」と言うフラワーカンパニーズの深夜高速を彷彿とさせるワードを連呼されました。新入社員だからと言う情状酌量の余地もあったのでしょう。

 

そこでは「あぁ〜、あんまり怒られはしなかったけど失敗したなぁ」としか思わなかったのですが、その数年後、別の若手社員が僕と同じパターンの失敗をやらかした際に、昼過ぎくらいに

 

「すみません、体調が悪いんで連絡できませんでした。今日は休みます」

 

と言って休んだという話がありました。

 

その時に先輩が「寝坊は仕方ないけど、体調不良とかしょうもない嘘つくのが腹立つわ」と言ったのと同時に

 

「百井くんも前同じようなのやってたよね。あんときも結構社内でざわついてたけど、百井くんはちゃんと会社に来て、いの一番に上司のデスク行って『すみませんでした!』って言ったんやろ? 『あいつはちゃんと正直に頭下げられるやつや』って課長さんが褒めてたよ。新入社員やから寝坊とかミスはするやろうし、したもんはしょうがないんよね。大事なのはそのあとの対応でさ」

 

俗にいう「ピンチはチャンス」という状況とは少し異なるかもしれませんが、僕は「寝坊」というミスを犯し、ピンチに陥ったにも関わらず「正直に話して謝る」という行動を起こした事で結果、評価に繋げることができました。つまり「寝坊した」という状況はピンチでもあり、評価をあげることができるチャンスでもあったワケです。

 

その同じ状況を最終結果としてピンチのどん底にするのか、逆転のチャンスとするのかはそのあとの対応次第だったということです。

 

ミスを例えば隠蔽するとなると、ミス自体は隠せるので評価としては変わらずプラスマイナスゼロ、ただしミスの隠蔽が露見すると、信頼も下がり、普通にミスをした以上に評価を下げることになるでしょう。

 

つまりこれは「ミスが露見した時のリスク」を抱えることになります。一方、ミスはミスとしてそのミスを引きずることなく早急にリカバーすることができれば、それは寧ろ緊急時対応に関しての評価をあげることができるんじゃないでしょうか。

 

ミスは人間である以上誰にでもある。ましてや仕事できないマンのミスなんてくしゃみより日常茶飯事です。ですからそのミスの一つ一つを引きずるのではなく、早急にリカバーすること、そして二度と繰り返さないことが大事であり、ピンチを挽回する唯一の方法だと私は考えます。

 

ミスをしてしまい、ピンチになったときでも、そこでのもうひと頑張りでピンチをチャンスに変えられると信じ頑張る事が僕の信念であり、「ピンチはチャンスである」の解釈というワケです。

 

-fin-

 

 

はい、凡夫

 

 

やっぱり仕事できないマンがビジネスの話はきついね。レベルが低すぎる。これビジネスに絡めてるように見えますが、中身は「正直に言おう」だけですからね。小2の道徳の授業かよ。

 

あー居るだけで養ってもらえる犬みてえな仕事ないかな、あったら教えてください

 

最後は「生きててよかった」というワードが出たのでフラワーカンパニーズの名曲深夜高速を貼っときます。深酒で寝坊したときはこれ聴いてください。(そういう曲ではない)

 

フラワーカンパニーズ 『深夜高速(25th Annivarsary Mix)』

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