おはようございます。百井桃太です。
今日は先日買ったNintendo Switchの「あつまれ!どうぶつの森」についての記事を。前回の記事はこちら。
前回の記事でも書きましたが、このゲーム中毒性が高い。気が付けば1時間、2時間は平気で経っているというお前はまとめサイトか?と言いたくなるほどの時間泥棒っぷりを発揮してきます。
それもこれも今回から導入されたらしい「マイル」という制度のせいだと思っています。
これまで僕がやっていた「どうぶつの森」でプレイヤーが最も苦心するのが「お金集め」だと思っています。
開始早々、マイホームを建てるのでプレイヤーは有無を言わさず借金を背負わされます。そして借金を返そうと毎日毎日、自分の村直産のフルーツ以外をかき集め売りまくる。(自分の村にはないフルーツは高く売れる)魚を釣っては売りまくる。虫を捕まえては売りまくる。そうやって何日もかけてやっとのことで借金を返すのですが、人間の欲望には際限がありません。
「村で一番でかい家に住みたい」「でかい家に住んで高いところから下民を見下したい」「つまりカーストの上位に君臨したい」という下衆な欲望に身を任せまた無計画に借金をし、またフルーツ・魚・虫を乱獲する。他のどうぶつたちがワンルームの小ぢんまりとした家に住む中で一人地下も二階もあり、ファミコンが全種類置いてあるスネ夫みたいな家に住み悦に浸る。とにかくナニワ金融道も真っ青なゼニもうけの人生がそこにはありました。
今回のどうぶつの森でも「ゼニ」は大事です。マイホームの増築もあるので借金の返済も必要だからです。しかしそれと同時に自らの住む島や自分の生活を発展させるために新たに「マイル」というものを集めなくてはならなくなりました。これも「ゼニ」と同じくらい重要なのです。
毎日決められた目標、例えば「魚を5匹釣る」「虫を5匹集める」「木材を3本集める」を達成することでマイルは進呈されます。そしてマイル欲しさにその目標をクリアしていきます。
しかし、クリアするだけ新たな目標が追加されていきます。魚を5匹釣る、虫を5匹集める、木材を3つ集める、木を1本伐採する、アジを釣る、パチンコで風船を撃ち落とす、ムカデを捕まえる、石材を集める、そしたらまた魚を5匹釣る……
これで我に返った時は2時間経過しているのです。やっぱり土曜の夜に見るまとめサイトじゃねーか。
そんなこんなで面白いゲームなのですが、今作もいつも通りランダムに住人がやってくるシステムになっています。中には可愛い住人を手に入れるためにリセマラを繰り返す人もいるとか。うちの嫁も例外ではなく、最初のランダムの住人二人を気にしていました。
嫁「最初に可愛くないやつ来たら即村潰す」
と某独裁国も真っ青な関白宣言をかましていました。
そして最初に来た住人は……
え?サトちゃんの色違い?
目を疑ったのですぐに調べてみました。
やっぱサトちゃんじゃねーか
これどう見てもサトちゃんの2Pカラーでしょ?いやほんと数年振りくらいにサトちゃんを見ました。サトちゃんとミドリのカエルは僕の薬局界の2大マスコットキャラなのです。
あとTシャツは悔しいのでツッコミません。大学の時居ましたよね、こうやっておもしろTシャツ着てきて何の努力も個性もなしに面白キャラを装おうとするやつ。どうも、それ僕です。あんまり言わないでください。それ僕なので(自己批判)
そしてもう一人の住人は……?
色のチョイスよ
全身が黄緑?そして真っ赤なジャージ?自然の中で生きて行く気ありますか?ある意味緑は緑だから山とか森の中で保護色になるのか?でもちょっとビビッドすぎやしないかい?まぁ各々の自由だからおじさんあんまり言わないけども。
嫁「………」
神妙な面持ちで画面を眺める嫁。
出て来たのは2Pカラーのサトちゃんと色彩暴力テディベア。果たして嫁のジャッジは……?
嫁「え?めちゃめちゃあたりじゃない?」
え?これあたりなの?
呆気にとられましたが、きゃっきゃと喜ぶ嫁。まぁ、あなたがいいならこれでいいのでしょう。しかしやっぱり女性のいう「可愛い」は謎ですね。たれぱんだとか僕が子供の頃「可愛い」「可愛い」と大人気でしたけどよく見てみてください。あれただの肥満体型の男性の乳房でしょ?
閑話休題。
そんなこんなで嫁の「可愛いどうぶつの森」作りが始まりました。ネットで調べて見るとみんな結構やっているようですが、要するに「可愛い住人たちだけで集落を作って行く」という事です。
住人たちは千差万別。勿論明らかに「これは……任天堂側の悪意の塊……?」と首を傾げるような容姿の動物もいるわけです。そんな動物を入国拒否し、徹底的に排除する事で「可愛い住人たちだけの集落」を作る。そんな某独裁国も真っ青なDictator(独裁者)が我が家にいたのです。
そんな邪悪な野望を持って住人集めに勤しむ嫁。
ブーケという超人気キャラをゲットしテンションを爆上げる嫁。
「こいつそんなに可愛いか?」と尋ねると「正直、容姿はそんなタイプじゃないけど、こいつがいれば他のどうぶつの森ユーザーにマウント取れるから。村の価値を上げるために置いとる」という鬼みたいな回答が返って来ました。何それ?このゲームは醜い人生の縮図なのか?
しかし、そんな折でした。彼がやって来たのは
嫁「ふざけるな」
ゲームを進めて行くと、キャンプサイトなるものが村に開かれ、そこに勝手に他所からの住人が泊りにくるようになります。そしてその住人を村にスカウトしたりすることができるのです。その初キャンパーとして来たのがこの病気なのかと疑いたくなるような顔色で「やぁ!」とほざくタックンなのでした。
嫁は憤りを隠せない様子で
嫁「こいつは絶対に村には入れない。ふざけるなよ、マジで。誰が勝手に入島していいと言ったんだ」
いいながら会話を進めていきました。そのうちスカウトするかしないかの選択肢が出れば、食い気味で「さようなら」と告げてやろうと思っていたのでしょう。
そんな事を考えていた嫁の前についに選択肢が出て来ました。
嫁「ッッオイ!!!!」
嫁の浅知恵を見透かしたかのような選択肢。これはドラクエの王様と勇者のやりとりによく似ています。「それでは勇者よ、魔王を倒す旅に出てくれるな?」から「はい」「いいえ」の選択肢は出るのですが例え「いいえ」を選んでも「そこを何とか……旅に出てくれるな?」と出続け、いくら断っても無限に同じ台詞がループし、結局は製作者の作ったルートに進まざるを得ないアレです。
今回のパターンはもっと悪質で、ループをさせるどころかそもそも断る選択すらないという地獄仕様になっていました。
この選択肢を見た瞬間、嫁は速攻ゲームの電源を切ってタックンとの出会い、会話自体をリセットしようとしたのですが、そんなユーザーの思惑など当然想定済みの任天堂。リセットし、村に戻ると何故だかタックンとの会話が成立していることになっており、村に住む事になっていました。恐ろしや任天堂。
そんなこんなで嫁はタックンを潰そうとしています。「マジかよ」と言う口癖がマジで頭に来るといいながら、タックンの家を僕の家のすぐ横に持って来ました。(ちなみに僕の家は村の端、海岸のすぐそばに村八分のように設置されている。満潮になったら玄関が潮に浸かるだろっていうくらい海の近くに設置させられた)
村八分仲間として、僕はタックンと一致団結してこの国を変えて行く所存です。タックンは僕が守る。また進展があったらご報告いたします。
それでは。
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てか、サトちゃんシティって何?
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