トイレの中でいっこく堂と親ライオンのハイブリッドを見た話

尾籠
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おはようございます。百井桃太でございます。

 

今回は作るだけ作り完全に更新放棄(ブログネグレクト)していた「トイレに巣食う魔物の話」シリーズ待望(?)の第二弾です。知らない人のために、第一弾を貼っておきますので「トイレに巣食う魔物ってなに? う●このこと?」と首を傾げている方はぜひ、第一弾からお読みください。

 

とんでもなくCOOL!!な老齢の早撃ちガンマンに目を奪われた話
おはようございます。百井桃太です。 突然の持論ではございますが、トイレには魔物が棲んでいると私は思っています。 そしてその魔物がおかしな人間を呼び寄せるのです。 だから僕はよくトイレで魔物クラスにや...

 

 

ちなみに何度も言いますが、この記事は尾籠な記事ですのでそういった記事にアレルギーを持つ迷える子羊読者はすぐに「いいえ、18歳以上ではありません」のボタンをクリックしてヤフートップに飛んでください。

 

あれは、とある平日のこと。

 

仕事中、個室で大物をかまそうといつものトイレに来た時です。個室は二つありますがどちらも空いていました。奥の個室に入って、ニュースやまとめサイトを見ながら一服(う●こ)をかます。喫煙者ではない私の唯一のリフレッシュタイムといってもいいでしょう。

 

そんな折、隣の個室に人が入ってきました。

 

なんでしょうね、あの隣に人がきた瞬間のテンション下がる感じ。

「はぁ〜?う●こしにくんなや……」という超自己中な思いが巡る感じ。

 

トイレの個室の時点でプライベート空間ではあるんですけど、やっぱ壁が薄いせいか隣に人がきた瞬間リラックス効果が薄まるんですよね。それと、自分のう●この臭いはまだ許せるけど他人のう●この臭いは絶対に許せない。これはみなさん共感(?)していただけると思います。

 

隣の個室から臭いが漂ってきた瞬間に「いやお前さ、なにくっせぇぇのひり出してんねん!?」とTHE理不尽な言葉を吐きたくなるのはなんでしょうね。下半身丸出しで他人を罵るなんてこんな醜い生物はきっと人間だけだと思います。

 

その時も個室は二つしかないにも関わらず「なに隣の個室に入ってきとんねん……」と意味不明な文句を頭で反芻しながら、携帯をしていました。まぁしかし、どうこう言っても仕方ありません。自分は自分のリラックスタイムを謳歌しよう。そう思っていました。

 

隣人「はぁ……はぁ……」

 

個室の扉を乱暴に閉め、吐息を漏らしながら慌てた様子でベルトをかちゃかちゃやっている隣人。なるほど、これは臨界点が近いな、かなり焦っておるな、しかし個室に入っているからにはもう大丈夫であろう、いやお待ちくだされ、気を緩めるとズボンを下ろした瞬間に先鋒が飛び出してしまうこともあるぞよ、気をつけなはれやと僕は対岸の火事を勝手に分析していました。

 

隣人「フゥ〜イ」

 

そしてどうやら隣人は無事ズボンを下ろし、万全の準備を整えたよう。さぁ、ぶちかますんだろ?こちとら他人の排便音なんて真っ平御免だから耳を塞ぐぜと思って軽く耳を抑えていました。

 

……しかし、音がこない。

えっ……?切羽詰まって個室に入ってきてたよな……?

 

不審に思っていると音がしました。

 

ウィーン………

 

え……?

 

トイレの静謐な空間に響く機械音。といえばこれはもうウォシュレットの起動音しかありません。

 

いやいやいや、待て待て待て。

 

僕の頭は混乱しました。

 

ウォシュレットは言うまでもなく、全ての行為を安全に終えた後でブラックホールをホワイトホールにするためにあるものです。つまり、「行為」が終わってからしか使うはずはありません。

 

ということは何か? もう行為は終わっていると?

 

いやいやバカな。そんなはずはない。

 

望んでそんな音を聴こうとは思わないが、私の耳を掻い潜ってこの短時間で行為を済ませるなんてそんな事が可能なはずがない。

 

できるとすれば、彼奴のブラックホールはどれだけの大きさだというのだ……?

まさかそっち系の人なのか……?

ブラックホールを別用途で……?

だから広さが……?

つまりそうなると音が極限まで出なくなる……?

いや、しかしそんな事が……?

 

人生の中で一ミリも役立つことのない考察を巡らせて脳力を徒らに消費していました。

 

プシャー……

 

そんな中、ついに水流の音が出始めました。これはマジで行為を済ませていたのか。なんと恐ろしい奴だ……と感服しようとした瞬間僕は耳を疑いました。

 

ブリブリブリブリ……

 

!!!!!!?????

 

 

理解力が全く追いつきませんでした。

え?なに?今、絶賛ウォシュレットの水の音がしてるよな?

それなのになんでう●この音がしてんの?

え?なに?

もしかしてさっきしたう●この音が遅れて聞こえてきてんの?

 

え?

 

 

隣の奴はいっこく堂なの?

 

 

隣人「オオゥ……」

 

そして陶酔したような声を出す隣人。いや声は遅れて聞こえてきてないっぽいからいっこく堂ではない。じゃあこの状況は一体何なのか?なぜ隣人はう●こをしながらウォッシュレットをかましているのか?僕はまたもや120%無駄なことに脳力を使い始めました。

 

 

……

 

 

……

 

 

 

 

 

……

 

えっ? う●こと水流を戦わせてるってこと?

 

隣人はう●こを出すと同時に、ウォシュレットからの水流をぶつけ、う●こと水流を戦わせている——僕はその結論に至りました。

では、なぜそんなことをするのか?

 

「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす」という言葉があります。

 

自らの子に敢えて過酷な試練を与え、成長を促すという意味だと僕は受け取っています。つまり隣人の彼はここでいうところの獅子。う●こが彼の我が子です。この世の光を浴びた瞬間の我が子(う●こ)に対して、「この世は甘くない。この世界で生きて行くことは本当に大変なことなんだ」という戒めの意味で水流をぶつけていたのではないでしょうか。なるほど。そういうことだったのか。

 

いや、どういうこと?

 

結論は出ましたが、自分でも全く意味がわかりません。てか「戦わせてる」ってなに?

 

その後、隣人はすぐに出て行きましたが今も謎は解けていません。「我が子を突き落とす獅子説」「とんでもない性癖を持ったド変態説」が僕の中でいまだに争いを繰り広げています。

 

兎にも角にも、最後にこの事例を通して僕が言いたかったことは一つだけです。

 

トイレはみんなが使うから、変な使い方とか次の人が不快になるような使い方はやめようね。

 

もしもこれを見ている「獅子」の方ご本人がいらっしゃいましたら、今日からその習慣を辞めることをお勧めします。う●こを戦わせても誰も得しません。あと、会社のトイレで変に吐息を漏らすのも良くないと思います。

 

この「魔物」記事で少しでも「魔物」が減ることを祈っています。

 

続編はこちら↓

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