とんでもなくCOOL!!な老齢の早撃ちガンマンに目を奪われた話

尾籠
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おはようございます。百井桃太です。

 

突然の持論ではございますが、トイレには魔物が棲んでいると私は思っています。

そしてその魔物がおかしな人間を呼び寄せるのです。

 

だから僕はよくトイレで魔物クラスにやばい人間に出くわすのです。

 

僕の会社が入っているビルのトイレはまさしく魔窟です。

例を挙げてお話ししましょう。

 

食事中の方やえづき癖のある方はご注意ください。

この世に星の数ほどあるトイレの話の中で綺麗に終わるのは「トイレの神様」だけです。例外なく「トイレの神様」ではない本文も汚れ飛び散るので、ゆめゆめお忘れなく。

 

 

 

まず、前提として僕は自分のオフィスのある階のトイレは使わないようにしています。

これは何故かというと、社内で微妙な関係性の人間と小便器で隣り合わせになるほどきつい時間はないからです。(中堅社員とは思えない社会不適合っぷり)

 

あと、その隣り合わせの時に限っておしっこが全く止まらなかったりすると「ジャパニーズ小便小僧」のあだ名を付けられ、オフィスの中でハブられるんじゃないかと怖くなるからです。

 

あと大をする時も、全てを終え個室を出ようとするタイミングで小便器のところに顔見知りの人間に来られると、とても出づらいからです。

 

それに、その時たまたまトイレ内で何者かのブツの悪臭が残り香として漂っていたとしたら、そのタイミングで個室から出てきた僕が疑われるのは必然で「ジャパニーズスカンク」のあだ名をつけられ、オフィスの中でハブられるんじゃないかと怖くなるからです。

 

まぁ兎にも角にも自分のオフィスの階のトイレは使わないので、これからでてくる魔物達は僕の会社の人間ではありません。そこだけは前置きさせていただきます。

 

 

【ケース1 トイレの早撃ちガンマン】

 

僕が小便器で用を足しているときのことです。普段はそんなことはないのですが、その時は入り口から人が入ってくる気配がして、何気なしにそちらに視線を向けてしまったのです。

 

そこにいたのは既にチャックからブツ(ポコチャン)を覗かせた老夫でした。

 

女性の方はわからないかもしれないので一応小便成就のプロセスからご説明致しますと

 

①小便器の前に立つ

②ズボンのチャックを下ろす

③ブツ(ポコチャン)を取り出す

④ぶっ放す

 

この①〜④の流れに沿って小便は成就します。そしてこの①〜④の流れは不変です。

 

言うまでもありませんが

「③ブツ(ポコチャン)を取り出す」を省いて「④ぶっ放す」を実行するクレイジーメンは就学前児童しかいませんし、

「②ズボンのチャックを下ろす」を省いて「③ブツを取り出す」を実行する裾からブツ(ポコチャン)を出せるほどのセクシー短パン小僧はいません。

 

しかしこの老父は男にとって絶対不変と思われていた「①小便器の前に立つ」を終えずに「③ブツ(ポコチャン)を取り出す」まで終えていたのです。

 

 

これは料理に例えれば鍋を用意せずにカレーを作り始めるようなものです。

どう考えても不可能でしょう?

 

陸上競技に例えたら、大会が始まる前に一人だけ走り出しているようなものです。フライングとかそういうレベルの、そういう類のものとは次元が違っているんです。

そうなんです、有り得ないんですよ。

 

これは男子トイレ界を激震させるカタストロフィー【catastrophe】なんですよ。(どんな界)

 

いやいや、まだそこはトイレの入り口ぞ?

そこから小便器までまだ5歩以上あるやろ?

なんでそこでもうそこで出せるのか、同じ男の僕にも理解不可能です。

僕のコミュニケーション能力が人並みを超えていればそこで問いただしたかったくらいです。

 

 

僕「どうしてもう発射態勢に入っているんですか?」

老夫「性格でしょうね。用意周到とよく周りからは言われます」

僕「なるほど、だからですか。腑に落ちました」

 

 

腑に落ちねーわ

 

 

脳内でどんなシミュレーションをして、どんな老夫の返答を考えても「ブツ(ポコチャン)をトイレの入り口の段階で既に出しちゃっている」ことを正当化できる理由がありません。

 

「わし、ド変態なんじゃよ」と言ってくれればそれはガッツリ腑に落ちますが同時に全く別の問題も発生しますし。

 

とりあえず僕はその光景を見て、硬直してしまいました。

 

絶対に直視してはいけないもののはずですが、あまりの衝撃に脳内がショートしていたのでしょう。

 

ガッツリ、ガン見してしまいました。

 

男で老夫のブツ(ポコチャン)をガン見する事なんかありますか?

僕はじいちゃんのブツ(ポコチャン)ですらそんなに見たことはありません。

(当時は成人男性のそれに対して、その浅黒さと自分のポークビッツのような可愛らしいものとのあまりの違いに恐怖を感じていた。フシギダネは可愛いけど、フシギバナになるとちょっと気持ち悪いなって思うシステムと似ている

 

 

揺れるブツ(ポコチャン)を見ている時間は一瞬でしたが、まるで数十分のような体感でした。

 

横並びまでなった瞬間に「はっ、いかんいかん」と我に返り視線を正面に戻しましたが、やはり気になる。

この只者ではない老夫が気になりまくるのです。

本来意識は自分のブツ(ポコチャン)に集中させるべきですが、30年近く生きてきて初めて目の当たりにする華麗な(?)トリックプレーにある意味心を奪われていたのです。

 

仕方なくチラリと横に視線を向けると、そこには片手でブツ(ポコチャン)をコントロールする老夫がいました。

 

 

僕(かっ、片手だと!!?)

 

 

これも女性の皆様にはわかりづらいかもしれませんので画像を貼ります。

 

【通常】

画像1

 

通常?と言うのは少し語弊があるかもしれませんが、僕も含めて僕がこれまで見てきた男性たちは基本的に両手を股間の方に持っていき、ブツ(ポコチャン)を支えぶっ放します。

 

しかし老夫は……

 

【老夫】

画像2

 

COOLすぎやしないかい?

 

まさに老夫はこの格好と全く同じでした。「己のブツ(ポコチャン)を支えるのに両の腕を駆使するまでもあるめえよ」と言わんばかりの堂々とした立ち姿でした。その姿たるや、威風堂々の体現。男ではなく「漢」でした。

 

そして7秒で「おいっしょォ……」と言ってブツをしまい始める老夫

 

あまりの速度に僕は一瞬「はっ……(やい)」と声を出してしまいました。あんたの尿は雫なのかい?

 

そして手もろくに洗わずに退出し「漢」をこれでもかと見せつけまくる老夫。ここまで「漢」が重なればもう「侍」でしょうね。これはニッポンの侍ですわ。

 

嵐のように老夫の去ったトイレ内に残されたのは静寂と未だ心落ち着かない僕。狐につままれたようなふわふわとした雰囲気が漂っていました。

 

しばらくして脳内をやっと整理することのできた僕は彼に敬意を表し、「片手撃ち」という立ち姿を形容した上でこう名付けました。「早撃ちガンマン」と。(侍なのにガンマンというとんでもない矛盾を孕んでいることについてはノータッチでお願いします)

 

これが僕の出会ったトイレ魔物軍団の一人です。しかし、これは氷山の一角の一角の一角。とんでもない魔物はまだまだたくさんいます。今回は字数の都合上一人の紹介となりましたが、残りの魔物たちについてはまた別記事でご紹介いたします。

 

関係ないけど、この老夫然り小便を成就させた後に驚くくらいの短さで手洗いを済ませる人がいますが、自分のブツ(ポコチャン)の汚さを過小評価しすぎじゃないですか?野菜でももうちょっと気合い入れて水洗いするのに、なんでサッと手を湿らす程度なんでしょう?みんな手はちゃんと洗おうね。

 

そして最後に「ポコチャン」って呼び方、なに?(自問自答)

 

続編はこちら↓

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