前回に引き続き、韓国旅行のレポートです。
ちなみに前回のPart1はこちら↓
おっさんのケツに耐え、なんとか仁川空港!つまり韓国に着きました。
とりあえずテンションが上がったので空港でパシャり。
チンパンジーにシャッター切らせたんか?
写真の50%以上が地味色のカーペット、一番重要な「Incheon Airport」が真っ二つ、花とかの被写体が僕の裸眼の時(乱視)並みにブッレブレ。
我ながらカメラのセンスがゼロすぎて恐ろしくなります。空間把握能力がトチ狂っているのか、美的センスが蒸発しているのか、謎は深まるばかり。
そしてしばらく空港内を歩いているととんでもないやつを発見しました。
ソ◯トバンクのぺ◯パー君!!!?
これフシギダネ→フシギソウ→フシギバナみたいにペッ◯ー君が進化した先の更なる進化系でしょ。3段進化の最後でしょ。最終進化系でしょ。
そして写真は撮っていませんが、このあと空港を歩いていると、この◯ッパー君の三段進化目が一人でうろつきながら人を案内していました。マジで最終進化系じゃねえか。
そして韓国上陸。Tマネーカードと言うウォンをチャージして使う交通系マネーカードに交通費を入れ、無事ホテルへ。とりあえず大きな荷物を置いて街へ繰り出す事に。
とりあえずホットックというアンコの入ったお餅みたいなものが屋台で売っていたのでつまみました。
うまいし安い!1000ウォンでしたが日本円で約100円程度です。
ちなみにここらへんからカメラ係は嫁に強制交代させられました。
そしてそのあと、念願のお昼はキムチチゲ!!
うますぎる!!
僕は味のリポートなんかできませんが、とりあえずうまいとしか言いようがありません。しかもやよい軒顔負けのご飯お代わり自由、キムチなど副菜もついてキムチチゲ自体もめちゃくちゃたくさんで(写真は2人前)一人8000ウォン(約800円)!!
そしてそのあとは明洞(ミョンドン)へ移動!
東京でいう原宿みたいな感じなんですかね?原宿行った事ないけど。
すごい賑やかで屋台もたくさん、人もたくさん、店もたくさん。
やさ男かばん……?
中山秀征御用達のかばん店って事?
そして明洞に立ち並ぶ数多くの出店からイカ焼きをチョイス!
これがまたうまい!(本記事数行ぶり3度目)値段は結構高かったですが、これなんと小イカ丸々一匹なんです。その場で焼いてその場でカットして提供なので新鮮さが半端ない。味付けもノットスパイシーでお願いしたのですがちょうど良い味付けで爪楊枝が止まりませんでした。
やがて日が暮れ始め、ついにディナー。
1日目の夕食はカンジャンケジャン!全く聞き慣れない単語ですが、日本語で言うとワタリガニの醤油漬けらしいです。
見よ、このカニミソの美しさ。卵の黄身みたいに見えるやつがカニミソなんです。回転寿司で見る僕の知っているカニミソはセメントみたいな色をしていたのでギャップでビビりました。
そして食べ方はわからないので両手のパワーで殻をこじ開け、海苔にご飯と一緒に巻いて喰らう。途中で店主のご婦人が来て僕の食べ方を見るなり「アラァ、カワイイタベカタネェ」と言っていたのでおそらくやり方は全くの大外れだったのでしょうが、味は最高でした。
食べ終わった後は近くの川でイルミネーション。これもなかなかクオリティが高くて良かったです。そこまで見てホテルに戻りました。
しかしそこで異変が……。
僕「腹が……痛い……!?」
ここまで読んでいただいた読者の方は何となく思っていたかもしれませんが、明らかにポテンシャルを越えたオーバーイート(食べ過ぎ)で胃を痛めつけすぎたしっぺ返しが腹痛として帰ってきていました。
嫁「先にシャワー浴びるけど良い?」
僕「ああ、ええよ」
腹の異変のせいで上の空で返事をすると、嫁は風呂場(ユニットバス)へ。
数分後、急激に痛くなる腹。しかしユニットバスなので、トイレは風呂と同室。嫁が入っている部屋の中、同じ空間で出産(う◯こ)などできません。結婚したから、夫婦になったからと言ってそこまで曝け出すことはできません。耐えるしかない。
とりあえず体を動かして便意をごまかそう。体を動かして脳を騙そう。
そう考えてベッドに手をついてジャンプを始めました。腰をあげる感じでジャンプを繰り返していたのですが、やがて腹痛が増してきました。
僕(あかん、こうやってお尻を突き出すスタイルは良くない。脳が便意のことを思い出してしまう)
慌てて体勢を変えようと今度はしゃがみこんでみましたが、
僕(あかん、これ完全に野糞するときのスタイルやないか。脳が便意のことを思い出してしまう)
最終的には腕を組んで競歩かというくらいのスピードでベッドの周りを歩き回っていましたが、便意は増し続けついには肛門括約筋が黄色信号を発し始めました。背に腹はかえられぬ。風呂場に向かって声をあげました。
僕「ごめんなさい」
シャーッ……(シャワーの音)
僕「すみませぇん!!!」
キュッキュッとシャワーを止める音がしました。
嫁「客かよ。 何?」
僕「申し訳ないけど、後どんくらいで上がれる?」
嫁「今、髪洗い始めたばっか。なんで?」
僕「ごめんけど腹いたいから早めに上がってもらえると助かる」
嫁「はぁ!? 今、入ったばっかなのに……。わかったわかった」
なんとか交渉成立。またベッドの周りを競歩並みのスピードでぐるぐる周回していたのですが、すぐに黄色信号から赤信号に変わり始めました。
僕「まだー?」
嫁「30秒しか経ってないやろがい!!!」
そう言われても限界は限界。
僕「ごめん、もう限界やから横でちょっとやらさせてください。シャワー浴びてもらってて構わないので」
嫁「嫌よ!!なんでシャワーという1日を締めくくるリラックス空間に侵入されてう◯こされないかんの!!臭いも音もあるんやろ!!人生史上最悪の空間やんか!!」
何を言われても限界です。序盤に嫁の隣で出産なんかできるはずがないと言いましたが、海外旅行先、しかもホテルの部屋の中でう◯こ漏らすくらいなら嫁の隣だろうが目の前だろうがいくらでも正々堂々とかましてやります。そっちの方が1那由多倍マシです。
僕「いや、もう入室します。お邪魔します」
嫁「わかったわかった!! 今から拭いて一旦出るからそれだけは待って!!」
半グレ顔負けの脅迫
まだ二泊三日の1日目ですし、部屋で放出されたら嫁にとっても残りの韓国旅行は地獄になります。つまり、嫁の喉元に拳銃突きつけてるようなもんです。「早くしろ、ぶっ放すぞ」と言っているのと同じです。そのぶっ放すものが銃弾なのか実なのかという違いだけです。
嫁も僕のあまりの表情の深刻さに怯えたのでしょう。すぐにあがってきました。僕はと言えば壱の呼吸「便意我慢」をしながら出産寸前の妊婦のようにベッドで横たわっていましたが、嫁が出てくるのとほぼ同時にドアのところに挟まりながら入室。なんとか間一髪、フェアウェイにオンする事ができました。本当に助かった。あと2分で部屋の中で泣くところでした。30代も間近になってパンイチで立たされて泣くところでした。
スッキリしてトイレを出ました。
僕「もう良いよ、サンクス」
嫁「もう、マジ寒いわ。早く入ろ。あー寒い寒い」
そして嫁が風呂にリターンした瞬間
嫁「クゥサァ!!!!!ちょっ…オ”エエエエ!!!!!」
その後もシャワーのシャーッという音とともにちょいちょい「オエッ」とか「クゥサァ…」という声が聞こえてきてました。
こういった弊害がありますので、皆様もユニットバスにはお気をつけください。韓国旅行2日目からはまたPart3でやりますのでよろしくお願いします。
続編はこちら
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