今日はまた久々に「奇特な友人達シリーズ」をお届けします。
タイトルからお察しだとは思いますが尾籠100%のお話です。
汚いだけで何のメリットも教訓もありません。
苦手な方は何の得もありませんので、すぐさま回れ右をして引き返してお上品な番組の代表格「3分クッキング」を観てください。
まだ前作を見られてない方はこちらからどうぞ。


これね、前の記事を見ていた人は思うかもしれませんが、
「ウ●コを手摑みした男」
と今回の
「ウ●コを遠投した男」は全くの別人です。
そして僕はウ●コ界のヘンゼルとグレーテルに加え、オオサンショウウオ生産マシーン。
僕の人生ウ●コ絡みすぎじゃない?


※関連記事
というわけで今回のお話に入りましょう。
僕の友人にEという男がいます。今作の主人公は彼。
これは彼から聞いてドン引きしたと同時に腹を抱えて笑った話です。
とある朝。
Eは腹痛で目を覚ましました。そしてトイレに向かいました。
が、そこには先客が。
Eは友人と二人でルームシェアをして暮らしていたのです。
なのでその友人がトイレを先に使っていました。
E「おーい、まだかかりそう?」
友「さっき入ったばっか」
E「腹痛いから、なるべく早く出てくれる?」
友「了解」
ここで先に言っておくとEは腹痛が起こりやすい体質です。
わかりやすく言えば、ちびまる子ちゃんの山根でしょうか。
山根は胃腸なので厳密には違いますが、腹が痛くなる頻度は同じくらいです。
飯屋に行けば、会計しようというときには大抵トイレに篭っていますし、通常時でもスッといなくなってトイレに篭ることが多いE。
要するに、頻繁に腹痛が起こって、かつ腹痛が起こるとSplaaaaaaaaash!!!!!までがかなり早い(肛門括約筋のゆるさが監督いない弱小高校の野球同好会レベル)のです。
その時もSplash!!!まではあっという間でした。
鉄砲水はゲリラ豪雨から恐ろしいほど早い時間でやってくると言いますが、まさにそれです。
Eのお腹の中の暗雲は一気に雷雨を巻き起こし、嵐までも引き連れてきました。
(もう無理だ)
トイレが空くまでもう肛門括約筋は持たないし、信用ならない。
本当にEの肛門括約筋は
「あー、すんません。急用だってんで通しちゃいました、へへ。」
くらいの感じで簡単にウ●コの外出を許してしまうです。
悟ったEはトイレのすぐ横に目をつけました。
そこにあったのは風呂場でした。
Eは素早い身のこなしでビニール袋を取り、ズボンを脱いで風呂場へと侵入しました。
いや「1日の疲れを癒す風呂場でぶっ放すこと」に賛否はあるでしょうが、よく考えてください。
トイレの前でウ●コをブチまけるよりは120倍マシじゃありませんか?
僕はすごく懸命な判断だと思いました。
そして彼はなんとか風呂場でベイビーを放ちました。
ビニール袋にするという普通に考えれば難易度が高そうな荒技もなんとか無事に成功させたのです。
そこは常に腹に爆弾を抱えている彼だからこそ成せた技なのかもしれませんね。
上手いことビニール袋の中にベイビーを産み落とし、一旦は緊急事態を免れたEでしたが、
一難去ってまた一難。
また別の危機に直面します。
それは「このベイビーの入ったビニール袋をどうするか」ということ。
言うまでもなく処理をしないといけないのですが、皆さんも自分の立場に置き換えて考えてみて下さい。
処理できなくね?
ビニール袋をゴミ箱に捨てるにも自分のウ●コが入っていますし、そもそもルームシェアしてる時点で自分だけの家ではありません。
言うまでもないですがまともなモラルを持った人間なら自分だけの家じゃないのに、自分のウ●コをゴミ箱に入れないでしょう(というか自分だけの家でも入れない)
じゃあウ●コだけ流しますか?
でもちょっと待って下さい。
そりゃ、石みたいなカチカチなウ●コならいいでしょう。
袋から取り出してトイレに流せばいいだけですから。
でも現実そんなに甘くないですよ。
腹が痛いときにそんな化石みたいなカチカチのウ●コがでますか。
言わずもがなでしょう。
もはや化石と対極に位置すると言っても過言ではない形状。
言うなれば泥土のようなそんなウ●コを袋から出してトイレに捨てるなんて無理です。
しかもそもそもトイレには同居人が入っています。同居人が出てくるのを待っていたらつまり、トイレから出てきた同居人に、今手に持っているウ●コインザバッグを目撃されるわけです。
家の中で自分のウ●コをインザバッグして小脇に抱えている同居人がいたらどう思いますか?
もう同棲解消でしょう。
そんなことを人並みのモラルを持つEも思ったようです。
(どうにかしてこのインザバッグを処理しなければ)
そう思ったEでしたが、時間も全くなく、処理方法も思い浮かばない。
もはや詰みの状態でした。どうすれば、どうすれば、どうすれば。
そして彼が導き出した方法は
窓からインザバッグをぶん投げるという破天荒では済まない荒技でした
※絶対に真似をしないで下さいと書こうと思いましたが、そもそも皆さんが真似をする状況に至るわけがないことに気付いて思い直しました。
ぶん投げた後に、結局笑い話として同居人含めてぶん投げ話を語るE。
じゃあ何のための証拠隠滅だったんだよ
この話のオチの時、彼は「一応厳重に縛ってはいた」というクソの免罪符にもならないしょうもない補足情報を付け加えていましたが、全くもってそういう問題ではありません。
あまり想像したくもありませんが、その後「トムとジェリー」でトムが屋外にぶん投げられる時みたくどうにかこうにか奇跡的にゴミ捨て場にホールインワンしていることを祈るばかりです。
汚いプラス不愉快に感じられた方は申し訳ございません。
大ごとにはならなかったので多めにみてやって下さい(なぜ僕が謝る?)

コメント