おばあちゃん眼科医に僕の初体験を奪われた話

思い出
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今回は、ちょっとハードなタイトルから始まりましたが、120%実話でお届けいたします。

 

多少ハード(?)な表現もございますので、心臓の弱い方はご遠慮ください。

 

 

あれは5年ほど前のこと。

 

僕は今もそうなんですが、当時、使い捨てのコンタクトを使っており、気付くともうストックがなくなっていました。

 

こういうのは基本的に行きつけの店に行けばすぐに買えるんですが、その日はあいにく休業日。

 

まあそれだったら、「眼鏡で過ごせばいいではないか」という事になりましょうが

 

私の眼鏡は装備すると目のサイズが50%OFFになってしまうんですね

 

 

楽天スーパーセールか

 

 

「カイジ」のヤバイ状況の時の描写「ぐにゃああ」みたいなレベルで輪郭ごと歪んで、しかも女優の「どんぐり」さん並みに目がちっちゃくなる鬼のように度が強い眼鏡なのです。

 

いい年こいたおっさんではありますが、自意識というものはございまして、さすがに50%OFFされたおめめで外出はできないので…(乙女)

 

近場の初見のコンタクト屋さんへ出向いてコンタクトを売ってもらう事に。

 

自分の意識的にはすぐに行って度数なんかを言えば買えるものだと思ってましたがそう簡単でもないようで

 

店員「眼科の検診が必要になりますので2階にお願いします~」

 

やはり買うには検診でお医者様から「コンタクトをつけても大丈夫」というお墨付きをもらう必要があるらしい。

 

まぁ、問題ない。別に目の調子が悪いわけでもないし!と颯爽と2階に行きましてコンタクトを外したんですが、少し手間取ってしまいまして目が充血してしまいました。

 

この時、僕はシンプルにやべえなと思いました。

 

コンタクトというものは基本的に、目にかぶせるもの。

 

なので、目が傷ついたりしているとつけることができないのです。

 

充血する=目が傷ついているという認識の僕は、もしかしてこの充血のせいでコンタクト購入の許可が降りないのでは……と心配していたのでした。

 

心配しながらも諸々の検査を済ませてついに診察

 

結構な目の充血が全然回復していなかったので心配しておりました。

 

診察に入ると先生はなんとおばあちゃん。

 

 

おばあちゃん先生「はーいちょっと目を見ますよ〜」

 

 

 

と同時に何を思ったか、いきなり僕のまぶたをひっくり返してきたのです。

 

わかります?

 

あれですあの小学生の頃、周りに一人は得意として披露しまくっていた小学生しかやらないあれ。

 

わからない人のために、検索してみるとありました。

 

画像1

 

 

やっぱ小学生しかしてねえ

 

この小学生しかやらない何の得もない芸。

されてもコメントに困るなんの感想も生まれない芸。

一度もやらずに天寿を全うするだろうと思っていた芸。(そもそも芸か?)

 

それをいきなりなんの準備もなくさせられる恐ろしさよ

 

そして、自分はできないし、やろうとも思ったこともなかったんですが

 

まさかの初体験を人に奪われる衝撃たるや。

 

なんかね、やろうとも思ったことない割に妙にショックなんですよ。

 

「え? 僕の初めて奪われた……?」

 

一ミリも価値のない初めてなのに、何故か心が騒ぎ立てるんですよ。

 

てか、僕が通ってる眼科では普通に目を開いてみるだけなんですが、もしかしてこれが普通なんですか?

 

まぶたひっくり返すのがスタンダードとかそんな異世界あります?

 

マジでたまげますよ。

 

「え?え?え? 僕のまぶた今めくれてる!!? え?! え!?」

 

北斗の拳のザコ敵みたいに、一瞬自分がやられてることに気付かないんですよ。

 

まあそんなこんなで、両目ひっくり返される衝撃はありましたが、それよりも僕は充血のことが気になって気になって仕方ありませんでした。

 

だってここでもし「ちょっと目が充血して傷が入ってるんでコンタクトレンズは処方できません」なんて言われた日には

 

 

まぶたのひっくり返され損じゃないですか

 

初体験奪われ損じゃないですか

 

 

でドキドキしていたのですがまぶたをひっくり返して5秒でおばあちゃん先生は

 

 

先生「よかろう♪」

 

 

何がだ

 

めちゃくちゃに充血してるのに何が「よかろう」なのか。

どう見てもよかろうくないだろう。

 

まあ結局処方されたのでよかったんですがね。

 

皆さんも初めての眼科に行くときは突然「まぶた裏返しバージン」を奪われることもありますので覚悟しておいてください。

 

(なお、その一件からまぶたを裏返すことは一度もありませんし、できるようにはなりませんし、もう死ぬまですることはないと思います)

 

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